
【写真】小泉今日子&中井貴一『最後から二番目の恋』3期放送決定! 坂口憲二、内田有紀、飯島直子も出演へ
本作は、古都・鎌倉を舞台に、小泉演じるテレビ局プロデューサーの主人公と、中井演じる鎌倉市役所で働く公務員の恋を描いたロマンチック&ホームコメディー。2012年1月に第1期の連続ドラマ『最後から二番目の恋』、同年11月にスペシャル版として『最後から二番目の恋2012秋』、そして2014年に、第2期となる『続・最後から二番目の恋』が放送された。本作はその11年後を描いた第3期目となる。
第1期・第2期に続き、完全オリジナル脚本となる今作を書き上げるのは脚本家・岡田惠和。
久保田磨希演じる“三井さん”の愛称で親しまれている三井さんは、敏腕ドラマプロデューサーとして活躍する千明(小泉)が仕事上でもっとも頼りにしているスタッフで、フリーのベテランAP(アシスタントプロデューサー)。千明の健康管理から人間関係の調整まで幅広くサポートしており、さながら千明にとって賢妻ともいえる存在。テレビの現場が好きで、自らAPであり続け、千明を支える選択をしている。本作でも安定感ある“三井さん!”は健在。
松尾諭演じる田所勉は鎌倉市観光推進課課長。かつては上司だった長倉和平(中井)は、定年後に観光推進課で“指導監”という役職で働き続けており、現在は自分の部下になっている。和平とそれなりにやりにくさはあるも、たまに君付けをする一幕もある関係値。あいかわらずの歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで、和平とはデスクで常に漫才のような掛け合いを繰り広げている。メタボ体型で女性には縁がないタイプ。
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白本彩奈演じる長倉えりなは、和平の一人娘で、前作『続・最後から二番目の恋』(2014年)ではまだ13歳という若さであったが、11年の月日を経て本作では24歳に。大人びており、性格はクールでドライ。和平に対しては特に手厳しく、辛辣(しんらつ)かつ愛ある言葉を投げかける。その反面で千明には懐いている。現在は美大を卒業し、実家に戻り、海に流れ着くものでアートを作る海ゴミアートクリエイター。
広山詞葉演じる飯田ゆかりは、千明や三井さんと職場を共にするフリーのドラマプロデューサー。自身の作品を世に出すという強い意志を持っており、仕事の合間に自分で作った小さな映画が賞を受賞した。そんな飯田も気づけば40歳。いまだにイケイケ感を残し、恋に仕事に全力疾走中。現在は千明と一緒にプロデューサーとして働き、千明を支えている。
美保純が演じるのは、知美(佐津川愛美)の母親である大橋秀子。かなり前に夫を亡くし、散々苦労をしてきた過去を持つ。第1期で、お見合いで知り合った真面目で誠実な和平に夢中になり、気持ちを寄せたことも。真平と娘・知美の結婚を機に、長倉家に出入りするようになり、今では長倉ファミリーの一員同然。その笑顔あふれるテンションの高いファンキーキャラは周囲の元気印。
柴田理恵が演じるのは、前鎌倉市長の未亡人で、2014年から変わらずに現市長を務めている伊佐山良子。前鎌倉市長である夫の地盤を引き継いで、愛する鎌倉市の市長となり、性格は昔かたぎの生真面目な堅物で貞操観念も強い。最初は何かにつけて和平を振り回し毛嫌いしていたが、次第に和平に心引かれた過去も―。激情型ではあるが、見た目よりもずっと素直で涙もろく、恋愛ドラマが大好きという可愛げのある人物。
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渡辺真起子演じる水野祥子は、かつては若手バンドを育成していたが、今はアニソンやK-POPに助けられている音楽業界に勤務する音楽プロデューサー。相変わらず独身ではあるが、恋多き大人のオンナ。千明と啓子(森口博子)とは古い付き合いで、何かにつけては大人女子会で互いの“今”を語らっている仲。
森口博子演じる荒木啓子は出版業界に勤務する雑誌の編集マン。祥子の務める音楽業界同様に出版業界も不況の中、自身の生き残りをかけて悪戦苦闘中。啓子も独身で、千明・祥子・啓子の59歳同士の独身トリオは、日々「恋愛&仕事」トークで酒を交わしている。啓子自身の恋愛はというと、すっかりご無沙汰中。
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』は、フジテレビ系にて4月14日より毎週月曜21時放送(初回15分拡大)。
※コメント全文は以下の通り
【コメント全文】
・本作の思いとメッセージ
◆久保田磨希
「三井さん役の久保田磨希です。 三井役ではなくて“三井さん”役なのです。台本に書かれている役名も“三井さん”とさん付けです。これはどういう意味?と自分なりの答えを探しながら演じた第一シリーズでしたが、視聴者の方から『自分の近くにも三井さんにいて欲しい』『一家に1人三井さん』と声をかけていただき、『なるほど!三井さんって言いたくなる三井さんだ』と納得いたしました。前シリーズをご覧いただいた方にはご理解いただけるのではないでしょうか?私たちJMTテレビのスタッフチームは、前シリーズから11年の間で出世していたり成長していたり…。さらに、新しいメンバーも出てきます。その新メンバーの新しい感覚から、今の世代間の折り合いが映し出されている所もあり、その感覚を私自身も楽しんでいます。そういう意味でも初めてご覧いただく方にも、色んな世代の方にも楽しんでいただけると思います。ぜひお楽しみになさってください」
◆松尾諭
「『続・最後から二番目の恋』から11年。11年も経っているのに未だに続編待望論を日本全国津々浦々で耳にします。実は僕もずっと“続編ないかな〜”と待ち焦がれていた作品です。なので、知らせを聞いた時は思わず歓喜の声を上げました。早く誰かに言いたい、全国のファンの方々に伝えたいとは言え口外無用が業界の掟。なので“続編ないんですか?”の声を頂くにつけ口を閉じ、ぐっと堪えてきましたが、遂に発表となりました!やっと言えるんです!皆さん、『最後から二番目の恋』が帰って来ますよー!続・続ですよー!またあの愉快な人々に会えますよー!!あ〜、やっと言えた!」
◆佐津川愛美
「ご無沙汰しております皆さま、初めましての皆さま。 知美ちゃん、結婚後も鎌倉市役所で働き続け、旦那さんの真平からのあだ名は“金太郎”のまま。とってもいい意味で相変わらずな日々を過ごしてくれていました。そんな中の大きな変化は知美ちゃん念願のママになれたこと!可愛くて元気な男の子と女の子、双子のママとして再会ができ、自分自身うれしく楽しく撮影させていただいております。 また、久しぶりの集結となったスタッフキャストの皆さま。11年の月日など全く感じない程の安心感を初日から感じ、皆さまのお陰で、この作品の中でまた生きられることに感謝しております。 長倉家、市役所チーム、新しい変化と変わらない良さ、どちらも含めて楽しんで頂けると思いますので、ぜひご覧頂ければうれしいです」
◆白本彩奈
「11年後、またこうして『最後から二番目の恋』に帰ってこられるなんて、当時12歳の私が知ったらうれしくて大号泣です。ただいま!!あの生意気娘、えりなです。今作では、これまであまりなかった、えりなから見た景色も描かれています。前作でのえりなを振り返ると、自分自身のことも一緒に思い返されるので、ずっと一緒に走ってきたような気持ちです。大人の女性に成長したえりなをとことん楽しみたいと思います!毎日目まぐるしく、様々な出来事に出会い、いろんな気持ちを持って帰ってきてしまう日々。そんな中で、『続・続・最後から二番目の恋』が、変わらずそこにあり、視聴者の皆さまにとっても“帰ってこられる場所”になれたらうれしいです。月曜9時は、ぜひ長倉家に遊びに来てください!お待ちしています」
◆広山詞葉
「シリーズ初回の13年前、20代の私に作品作りの礎を教えてくださったのがこの作品でした。再び、飯田としてこの作品の世界に帰ってこられたこと、心から幸せです!そして今、アラフォーとなった私には、初回の小泉今日子さん演じる千明さんの言葉がより一層沁みるようになりました。改めて考えさせられる『最後から二番目の恋』のタイトルの意味、岡田惠和さんの紡ぐ“大人”たちの懸命さ。
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◆美保純
「日本古来の和菓子“最中”が、食べたくなるドラマですね。恋の最中はフットワーク軽くしてくれる何かが…月曜の夜は念入りに歯磨きしちゃうぞ!!意気込みとしては、今回のシリーズで、“みうらじゅん賞”を狙っています(笑)」
◆柴田理恵
「『続・最後から二番目の恋』で長倉和平さんに恋する鎌倉市長役として出演させていただきました。そして11年ぶりの今回も、まだ鎌倉市長を続けております。ずいぶんと長きに渡って頑張ってきた市長ですが、今回はどんな難題を長倉さんに持ちかけるのでしょうか。演じる私自身もとても楽しみです。岡田ワールドを楽しみます!!そして、ピリ辛でほんのり甘くて温かい大人の会話劇です。この会話の云い回し、テンポは、ハマります!クセになります!大人のための大人のドラマ、是非ご覧ください」
◆浅野和之
「『続・続・最後から二番目の恋』!いよいよオンエアーです。初回からご覧頂いている方も、初めてご覧になる方も11年の時を経た、ジジババのロマンチックコメディをお楽しみ下さい。きっとゾクゾクしますよ!失礼しましたぁ!!」
◆渡辺真起子
「2012年の頃、2024年にまた再び皆様とご一緒できることを想像もしていませんでした。再会して、撮影の現場に入り3人(千明・祥子・啓子)でテーブルに着くと、スッと、ずっと一緒にいたような時間が流れます。今の時間を丁寧に大切に、役目を努めます」
◆森口博子
「女子会ならぬ婦人会、健在でございます。小泉今日子さん、渡辺真起子さんと、千明、祥子、啓子の切なさや滑稽さを更新しております。だけど年齢を重ねるのも、悪くないと思わせてくれるこの作品。“同じ境遇、同じ不安を抱えている仲間がいるって心強い!”と感じて頂けたら幸いです。何かを失い何かを手に入れる大人になっていく事を、受け止めてくれる優しい撮影現場です。11年前にクランクアップした時、長倉家が実在していると勘違いする程の思いは、間違いではありませんでした。みんなそれぞれの人生は息づいていて…岡田惠和さんの紡ぐ言葉があの頃より刺さりまくりです。続・続…続がこれからも増えて行く予感しかありません!」