
■フリースタイルスキー世界選手権 モーグル決勝(日本時間19日、スイス)
来年2月に開幕するミラノ・コルティナオリンピック™の選考に関わるフリースタイルスキーの世界選手権が行われ、男子モーグルで2022年北京五輪銅メダリストの堀島行真(27、トヨタ自動車)が圧倒的な強さで4大会ぶり2回目の金メダルを獲得した。
世界選手権初出場にしてデュアルモーグルとの2冠を達成した2017年以来2度目の優勝を狙う堀島。7日(日本時間)に行われたW杯第9戦で今季初優勝を飾ると、10戦目、11戦目も制し3連勝。11日(日本時間)の第15戦では85.37点をマークし今季4勝、W杯通算22勝を挙げ好調をアピールし今大会に向け弾みをつけた。
決勝の1回目をトップで通過し、上位8人の2回目を最終滑走で迎えた。2つ前で前回覇者のミカエル・キングスベリー(32)がタイムやターンでトップに立ち82.68点をマーク。しかし堀島はそれ以上の合計89.03点で優勝を果たした。
女子は冨高日向子(24、多摩大ク)が銀メダルを獲得し、2013年の伊藤みき(銀メダル)以来となる6大会ぶりの表彰台に立った。
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