写真タレントの青木さやか(51歳)が3月19日、アストラゼネカの肺がん検診啓発イベント「あの人も受けている肺がん検診 40歳〜69歳の2人に1人が受けています。」に登壇。自身の肺がん経験を語った。
青木はこの日、トークセッション「肺がんを経験され思うこと、個人事業主として感じる検診の重要性について」で、自身のがんが発覚した経緯について聞かれ、「私は2014年というのが初めて人間ドックを受けた年だったんですけれども、ちょうど40歳になる年で、先輩に誘われて『人間ドックを一緒に受けよう』と言われまして。『いやまだ全然元気だし、40歳って若いし、必要ないんじゃないか』って正直思いましたが、人間ドックをいわば無理やりに受けて、そこで肺が要再検査になって。もう本当に驚きました」と説明。
そのときの心境について、「何かの間違いかな? と思いました。私も親がいわゆる“がん家系”だったので、がんに関しては心配はしていたんですけれども、婦人科とかですね、そちらの方を非常に心配してまして。肺っていうのは、なんて言うんですかね、イメージでは男性がなるイメージの…もう少し年配の男性がかかる病気かなっていうふうな認識があったので」驚いたという。
また、当時の自覚症状については「全くなくてですね。本当になくて。声が出ないとか、肺が痛いとか、咳が出るとか、そういうものが肺がんの症状なのかなと思いましたが、本当に全く。『肺がんです』『肺がんかもしれません』って言われても、『肺がんだから取りました』って言われた時も、ちょっとね、にわかに信じられないぐらい、症状としては全くありませんでした」と語る。
肺がんの告知を受けたときは「がんになるかもしれないっていうのは、どこかで思ってたんですけれども、実際にがんになったっていうのは、すごくインパクトの大きなことで。一気にいろんなことが心配になりました。もちろん病気のこと、声は出るんだろうか、手術っていうのはどういうものだろう、怖いなっていうこともありますし、お金のこと、生活のこと、仕事のこと、全てにおいて心配になりまして、肺がんの手術をするって決まってから、外に出たら景色が全部、色がなくなって見えたくらい、一気に一変しましたね、心配で」と当時を振り返った。
そして「自分が肺がんになって、肺腺がんでした。女性もかかることもあるというか、女性にも多いんだっていうことも初めて知りましたし、自分がその肺腺がんになってみて、肺腺がんにはかなり詳しくなりましたけれども、自分が思ってたがんに対する認識とは全く違うものなんだっていうことがよく分かりました。一口にがんと言っても、できた場所、時期、いろんなことで、私は“がん=命を脅かすもの”っていうイメージがあったんですけれども、そういうことだけではないっていうこともよく分かりました」と語った。
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