写真LUNA SEAの河村隆一(54歳)が3月19日、アストラゼネカの肺がん検診啓発イベント「あの人も受けている肺がん検診 40歳〜69歳の2人に1人が受けています。」に登壇。2019年に受けたがん手術の“その後”について語った。
河村は2018年に検診で肺腺がんの疑いと診断され、2019年の頭に手術。術後は3か月に1回ほどのペースで検査を行っている。
この日、トークセッション「肺がんを経験され思うこと、個人事業主として感じる検診の重要性について」で、術後5年以上が経過した現在の状況を聞かれた河村は「本当に手術、執刀にあたってくださった先生のおっしゃるように、肺活量的にも何の問題もないですし、本当にこの肺の手術をしたことで失ったものというのはほとんどないのかなと思います」と順調に回復し、現在は元気にしているそう。
そして「僕は“再建プラン”というかですね。手術に入る前に、いつボーカリストとして復活するのか、みたいなことを先生と話しておりました。そしたら先生もすごく気さくに、プロのスポーツをやっている方々だと、比較的早く肺が膨らむんですよとか。そういうポジティブなですね、いろいろなエピソードを教えていただいたりして。ということは、よく寝て、よく食べて、よく歩くですね、とか。そういう感じで。なので手術に入るときに、実は『ノーマイクノースピーカーズ』という、マイクを使わないコンサートを術後約1か月ちょっとのところにもう予定しておりました。絶対にこの手術して、病室を後にして小さなトレーニングから始めていくわけですけれども、最終的には絶対ここでステージに戻るというところもできました」と語る。
また、「今バンドもですね、今年東京ドームで公演を行ったんですけれども、昨年41公演という長丁場のホールツアーも一応全通できましたし、その前のアリーナツアーも全通できたということで、本当にいかにこの早期発見ということが大事かと、やっぱりかみしめますね」「昔は“手術”というと『すごく怖い』というイメージがありましたけど、『手術ができるということは、逆にステージが低いということですよ』なんてことも病院の先生にお聞きしましたし、僕はそういう意味では、本当にがんになったとはいえ、救われているというか、たくさんいい夢を見させてもらっているなというふうに本当に思います」と語った。
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