【愛知杯展望】好走条件揃うベガリスの一発を期待

0

2025年03月20日 12:00  netkeiba

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

netkeiba

愛知杯に出走予定のベガリス(撮影:下野雄規)
 今年から3月の中京開催になって、距離も1400m。牝馬限定戦というのは変わらないが別定戦でもあり、全く違うレースになってしまったと言っても過言ではないだろう。今回はデータがないので、中京の1400mということを中心に考えていきたい。

※データは2022年1月〜2025年3月16日までの中京芝1400mの3勝クラス:20レース

1.1400mのエキスパートが強い

 過去データを見ると、同距離・短縮・延長ともに大差はないが、複勝率・回収率ともに前走も同距離を走っている馬が優勢。20レース中、[12-10-13-101]で複勝率25.7%、複勝回収率は98%だ。条件的に特殊で、1400mのエキスパートを買いたい。

2.モーリス産駒に妙味あり

 過去データを父馬別で見ると、ディープインパクト産駒が最も好成績だが、ここでは該当馬がいないので、次に成績の良いモーリス産駒に注目したい。マイラー体型ながらも気性面で激しいところがある同産駒だけに、1400mの距離も合うのだろう。力の要る中京の1400mはうってつけの舞台だ。

3.3着以内で、前走4角2番手以内

 過去データでの成績を見ると、前走4角2番手以内が[3-7-6-40]で、勝率こそ低いが複勝率では28.6%と高く、また複勝回収率は144%と非常に高い。逃げて穴目で残る馬が多いのだろう。開幕2週目のこのレースでは、さらにその傾向が強そうだ。

 ベガリスは前走が中京芝1400mの3勝クラス・飛騨S勝ちで、しかも逃げ切り。モーリス産駒でもあって、この条件への適性は非常に高そうだ。昇級戦で相手が強くなるが、今の勢いならチャンスは十分あるだろう。連勝での重賞制覇を期待したい。

    ニュース設定