昨年海外G1でハナ差2着 屈指のステイヤーが阪神大賞典で重賞初V狙う

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2025年03月20日 12:15  netkeiba

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昨秋のメルボルンCでは2着に健闘したワープスピード(24年11月撮影、ユーザー提供:ひらまさん)
 長距離重賞で善戦を続けるワープスピード(牡6、美浦・高木登厩舎)が、阪神大賞典(4歳上・GII・芝3000m)で重賞初制覇を狙う。

 ワープスピードは父ドレフォン、母ディープラヴ、母の父ディープインパクトの血統。母はJRAで未勝利だが、半姉のディヴァインラヴは21年の菊花賞の3着馬。半弟のパクスオトマニカは23年のプリンシパルSの勝ち馬。叔父にはサンデーウィザード、ヒーズインラブと2頭の重賞勝ち馬がいる。20年のセレクトセール1歳で2000万円(税抜)で取引された。

 ここまで25戦4勝。下級条件で足踏みする期間が長かったが、4歳秋からグングンと力を付けてきた。昨春はダイヤモンドSが3着、阪神大賞典が2着、天皇賞(春)が5着。そして秋には豪G1・メルボルンCでハナ差の2着に大健闘し、誰もが認めるワールドクラスのステイヤーとなった。前走のダイヤモンドSでは4着に敗れたが、休み明けで58kgを背負っていたので情状酌量の余地あり。その点、叩き2戦目の今回は本領発揮が期待される。

 昨年の阪神大賞典はテーオーロイヤルに5馬身差をつけられて完敗の2着だったが、今年はどうなるか。重賞は国内外合わせて8回目のチャレンジ。今度こそは先頭でゴールを駆け抜け、大舞台に向けて弾みをつけてほしい。

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