<カーリング世界選手権:日本3−4トルコ>◇20日◇韓国・議政府(ウィジョンブ)◇女子1次リーグ
【議政府(韓国)=飯岡大暉】世界ランキング5位の日本代表「フォルティウス」が6敗目を喫した。9戦目で、8連敗中のトルコ(同11位)に3−4で敗れ、3勝6敗。26年ミラノ・コルティナオリンピック(五輪)の出場枠獲得に向け、決勝トーナメント(T)進出を目指すが、突破の“ボーダーライン”に到達した。
両者無得点のブランクエンドが4回。堅い試合運びを展開した。スキップ吉村紗也香(33)は、昨夜にアイスの研磨を行ったことにより、石の曲がりが大きくなったことを指摘。「自分たちの投げもばらつきがあったので、難しくしない展開を最初の方はやっていた。相手も攻めずに無難に来ていた」と分析した。
「途中まで自分たちがコントロールしていた」としたが、第7、8エンド(E)と連続でスチールを許した。「うまく相手に先に良い流れを持っていかれた。相手の方が良いショットをつないでいた」と振り返った。
後攻の第9Eには、ブランクエンドを狙ったが、最終投がその場にとどまり1点。不利な先攻で第10Eを迎え、最後に突き放された。第9Eについて「リリースがちょっと弱かった。自分の投げが少し悪かった」と悔やんだ。
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13チーム中6チームが進出する決勝Tを目指すが、7勝5敗が目安。前回大会でデンマークが6勝6敗で進出した例はあるが、同じく6勝6敗の米国は予選敗退しており、厳しい状況となった。
午後7時から同2位カナダに挑む。「悔しいですけど、残りの試合もまだあるので。最後まで自信を持ってプレーしたい。もう、自信を持ってやるだけ」と切り替えた。
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