<カーリング世界選手権:日本3−4トルコ>◇20日◇韓国・議政府(ウィジョンブ)◇女子1次リーグ
【議政府(韓国)=飯岡大暉】世界ランキング5位の日本代表「フォルティウス」が6敗目を喫した。“起爆剤”の投入も実らなかった。
リザーブ小林未奈(22)が9戦目にして初出場。セカンド小谷優奈に代わり投入され「私が入ることで、ガラッと今までと違った雰囲気を出して、良い流れを作れたらいいな」と意識して試合に臨んだ。
初の世界選手権にも、臆せず挑んだ。両チームで最高のショット成功率89%をマーク。「初めての舞台で、ワクワクの気持ちを持って試合をやろうと。この試合を十分に楽しめた」と振り返った。
これまでの8戦はコーチ席から試合を眺めていた。「メンバー全員が投げる技術は良かったが、あと1歩が決まりきらずに、すごくもどかしかった」とうずうずしていた。
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前日の夜には、船山弓枝コーチと2人で練習。「大会前から、どのタイミングで試合に出ることになっても、どのポジションでもいいように準備をしていた。昨日の夜にも投げたいショットを練習できていた」と調整は万全だった。それでも結果にはつながらなかった。「自分が入って勝てなかった。すごく悔しい」と唇をかんだ。
スキップ吉村紗也香(33)からは「世界での経験というところで。未奈ちゃんも初戦ながら本当に良い投げをしてくれて、のびのびやっていた。楽しくやっていたのかなと思う」と評価された。
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