
【写真】明日の『おむすび』場面カット 花(新津ちせ)に手鏡を渡す歩(仲里依紗)
「ヘアサロンヨネダ」では、聖人がこれまで神戸にこだわってきた自分の過去を思い出しながら、糸島への移住について考えていた。するとそこへ、数年前に神戸から東京へ移住した靴職人の孝雄が訪ねてくる。
髪を切りながら、聖人は「いま仕事は?」と質問。孝雄は明るく「何やかんやでバタバタやっとう」と答えつつ、現在は北海道で暮らしていると打ち明ける。驚く聖人に孝雄は「その前は沖縄で、シンガポールにも少し住んどった」と話す。聖人が目を丸くして「大変やろ?」と聞くと、孝雄は「部屋が借りるんが一苦労やけど、でも楽しいで」と笑う。そして「俺ら職人は道具さえあったら、どこでも仕事できる。今は世界中が俺の仕事場や」と語るのだった。
阪神・淡路大震災で最愛の娘を亡くし塞ぎ込んでいたものの、靴職人として再起した孝雄。そんな彼が精力的に働く現状をハツラツとした笑顔で聖人に伝えると、ネット上には「ナベさん、かっけーーー!」「年を取らないどころか、若返ってるし」などの声が続出。さらに「日本どころか海外にまで軽々と移動してるのが嬉しい」「人生エンジョイしてるようで良かった」「生き生き楽しそうに話してて本当に泣ける」といったコメントも集まっていた。