
【写真】メーガン妃、インスタグラムやブランドサイトで子どもたちをチラ見せ
(1)年明けにインスタグラム始動 コメント欄オフも度々物議
2025年1月1日、メーガン妃は王室入り後初となるインスタグラムの個人アカウント「@meghan」を始動。アカウント自体は2022年6月から取得しており、満を持しての活動開始宣言だったとみえる。以来、公私にわたって活発に投稿し、フォロワー数はすでに245万を突破(2025年3月19日時点)。しかし、以前からネットいじめ対策を訴えている妃はコメント欄をオフにしているものの、ことあるごとに物議を醸し、先日も国際女性デーを祝って投稿した、ヘンリー王子が娘リリベット王女(3)にボートでキスをする写真が問題に。カリフォルニア州で13歳以下の子どもに義務付けられている救命胴衣を未着用だったことから、親として無責任だと指摘されてしまった。
(2)ロサンゼルス山火事支援で「災害観光客」と非難を浴びる
1月にロサンゼルスで大規模な山火事が発生したことを受け、妃は翌2月15日に予定していた『ウィズ・ラブ、メーガン』の配信を3月に延期。現地時間1月10日には、ヘンリー王子と共にパサデナのワールド・セントラル・キッチンを訪問し、カリフォルニア州知事夫人ジェニファー・シーベル・ニューサムや、パサデナ市長のビクター・M・ゴルドと一緒に、救急隊員を慰問した。ところがこれをアピールと取られ、売名行為、「災害観光客」と揶揄する声が上がるなど、非難が殺到。まさかの炎上騒ぎとなってしまった。
(3)離婚説が浮上するも、公の場でヘンリー王子とラブラブ
2月、ヘンリー王子が立ち上げた傷痍軍人のためのスポーツ大会、インビクタス・ゲーム2025年バンクーバー・ウィスラー大会のため、王子と共にカナダを訪問。ここ最近、夫婦それぞれ単独でのイベント参加が増えていたため、不仲説や離婚説が浮上していたが、開会式の最中にキスをキャッチされるなど、会期中はあちこちで仲むつまじい姿を撮られた。また、一足先に帰国したメーガン妃は、バレンタインに王子とのキスショットをインスタグラムでシェア。再び新婚時代の気分で過ごしていると、おノロケ発言も飛び出しており、夫婦関係は円満と言えそう。
(4)新ブランド名発表もロゴのパクリ疑惑勃発&ブランド名かぶりで衣料品は販売できず
2月18日には、自身のライフスタイルブランドの名称を、「American Riviera Orchard」改め「As Ever」とすることを発表。Netflixと提携し、『ウィズ・ラブ、メーガン』に合わせてローンチすることを明らかにした。「American Riviera Orchard」は商標登録に問題があったと伝えられているが、「As Ever」でも問題が浮上。ロゴがスペイン・ポレレス市の紋章とソックリであることが指摘されたほか、ブランド名が中国のファストファッションブランド「ASEVER」と酷似していることから、衣料品販売の許可が下りなかった。
(5)ブランドサイトやインスタグラムで子どもたちをチラ見せ 宣伝に利用との声も
ロゴに加え、リリベット王女をモデルに起用した「As Ever」公式サイトのトップページにも横やりが入った。プライバシーを確保するために英王室を離脱した夫妻だけに、「今までは姿を公表していなかったのに、As Everローンチ前に娘を引っ張り出すなんて都合が良い」などと矛盾を指摘する声が殺到した(現在のトップページはジャムの画像)。また先日は、トーク番組に持参するお土産クッキーを、子供たちと作る映像をインスタグラムでシェア。インスタグラムに復帰以来、アーチー王子(5)とリリベット王女を度々チラ見せしていることも、子どもたちを宣伝に利用しているとの批判に拍車をかけているようだ。
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新番組公開を目前に控えた2月末には、大手タレント事務所ウィリアム・モリス・エンデバー(WME)との契約解除のうわさが浮上。王室時代にもスタッフいじめを取り沙汰された妃が、今回もスタッフ相手に怒りを爆発させたと伝えられ、妃を担当していた大物タレントエージェントのアリ・エマニュエルがメーガン妃との「関係を終わらせた」とか。WMEは声明で契約解除を否定したものの、業界関係者は「WMEがメーガン妃個人のビジネスに関わっていないのは確かです」と話しているそう。
(7)Netflixの新番組『ウィズ・ラブ・メーガン』にパクリ疑惑浮上
独身時代にライフスタイルブログ『The Tig』を運営していた妃が、原点に返ったと語る『ウィズ・ラブ、メーガン』だが、配信直前になって、パメラ・アンダーソンの番組『Pamela’s Cooking With Love(原題)』のパクリ疑惑が表面化。タイトルが似ているだけでなく、パメラより後に公開したメーガン妃の予告編が、全体的な構成から言葉選び、コンセプトまで、非常に似通っていると指摘された。X(旧ツイッター)では、「パメラの新番組の予告動画を見たら、メーガンが目指していたものより本物らしくて、まるでメーガンが全部コピーしているように見える! 予告編は気持ち悪いくらいそっくり」とまで書かれる始末。なお、パメラの番組は2月24日に公開されたが、先述の通り、妃の番組は当初1月に配信予定だった。これにもネット上では、妃が比較を避けるために、パメラの番組よりも先に公開しようとしたと書かれているようだ。
(8)「今はサセックスよ」に物議 評価はさんざん…
満を持して公開した番組では、妃がミンディ・カリングやアビゲイル・スペンサーら友人やセレブシェフをゲストに迎え、おもてなしのコツや暮らしに彩りをプラスするヒントを教えてくれるが、評価は散々といってよさそう。GuardianやIndependentなど英紙をはじめVarietyなど米業界誌までが、「無意味」「ナルシズムの現れ」「酷すぎて感動する」「高級住宅地に住む人のエゴ」などと評し、料理のスキルがない、Netflixと巨額契約を結んだ妃にとって最後の番組になるかもしれないと指摘する声も上がっている。
また、番組内で旧姓で呼ばれた妃が、「今はサセックスよ」と訂正したことも話題に。ヘンリー王子と結婚した際に、エリザベス女王からサセックスの爵位を与えられた妃だが、王室離脱後も爵位を金儲けに利用していると批判されていたのだ。さらには、王室入りした際にタブロイド紙にネタを提供した実父からも、思い出話の矛盾点を指摘されるなど攻撃されてしまった。
(9)それでもシーズン2更新 番組で使ったアイテムをAs Everで販売
とはいえ、『ウィズ・ラブ、メーガン』はNetflixの人気トップ10入りを記録。すでにシーズン2の撮影を終え、この秋に配信されることが決定した。さらに、メーガン妃はこの春As Everで商品第一弾を発売する予定。番組でも登場したジャムやはちみつをはじめ、ハーブティーやクレープミックス、フラワースプリンクル、ショートブレッド等がラインナップされている。番組では、食用の花びらをデコレーションに使うシーンが度々登場したが、フラワースプリンクルを購入すれば、よりお手軽に実践できるわけだ。
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これに加え、新ポッドキャスト『Confessions of a Female Founder(原題)』を4月8日から配信スタートすることを発表。女性起業家をゲストに招いてスタートアップ時の悲喜こもごもを語り合うそう。企業を目指す人や、まさにビジネス構築をしている最中の人は大いに参考になる番組となるようだ。巨額契約を結んだSpotifyと『Archetypes(原題)』1シーズンのみで契約解除となった妃だが、『Archetypes』はSpotifyランキングNo.1をたびたび記録し、ピープルズ・チョイス・アワードのポップポッドキャスト賞を受賞するなど高評価を獲得しており、新番組ではさらなる高みを目指す可能性も。ここにきてビジネス手腕を一気に発揮しはじめたメーガン妃。炎上ばかりしているように見えて、着々と望みを叶えているようだ。
(文・寺井多恵)