俳優高橋文哉(24)が20日、映画「少年と犬」(瀬々敬久監督)初日舞台あいさつに登壇した。
第163回直木賞に輝いた馳星周氏の小説が原作。東日本大震災で飼い主を亡くし岩手・釜石からさまよってきた犬の多聞(たもん)が、旅路で出会った人々と触れ合っていく。
高橋は多聞役を務めたジャーマンシェパードドッグの「さくら」のリードを握り、ともに登場。司会者にさくらの調子を聞かれると「ボルテージ上がってるみたい」と話し、高橋とダブル主演の西野七瀬(30)も「アゲアゲですね。出る直前まで(伊原)六花ちゃんと遊んでたもんね」とにっこり。伊原は「出てくる直前に衣装をなめられてびちょびちょに…」と明かし、笑いを誘った。
高橋は「(さくらと)トリプル主演と思ってます」とし、さくらにマイクを近づけ「一緒に今日を迎えられてうれしいワン、と言ってます」とほほ笑んだ。
同作の撮影は約1年ほど前に行われた。初日を迎えた心境について「胸が高鳴りつつ、不安な気持ちもありつつ。僕にとって『少年と犬』は今後の役者人生において核となる部分になるであろうと、撮影中から思っていました。皆さんの記憶に残り続けてくれたらうれしいです」と真っすぐなまなざしで語った。
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同映画のタイトルにもなっている“少年”を演じた木村優来(8)は、撮影後もプライベートでさくらと遊びに出かけたという。「川とか山とか行ったり。撮影の間も引っ張りっことか競争したりしてすごく楽しかったです」と場を和ませた。
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