画像提供:マイナビニュースアイペット損害保険は3月13日、「人気飼育犬種・猫種ランキング」の結果を発表した。調査は2024年1月1日〜12月31日、同社保険に加入し、保険契約が開始された犬・猫・エキゾチックアニマル(小動物)の品種を集計した。
飼育犬種ランキングでは、2020年から5年連続で「ミックス」が1位に。以下、2位「トイ・プードル」、3位「チワワ」、4位「柴犬」、5位「ポメラニアン」、6位「ミニチュア・ダックスフンド」、7位「ミニチュア・シュナウザー」、8位「フレンチ・ブルドッグ」と続き、9位には昨年ランク外だった「マルチーズ」がランクイン。10位は「ヨークシャー・テリア」だった。
飼育猫種ランキングでは、「ミックス」が8年連続の1位を獲得。その割合は37.8%と約4割にのぼり、2位(9.0%)以下を大きく引き離す結果に。保護や譲渡をきっかけに猫の飼育を始めるケースも多いことから、雑種を含む「ミックス」の割合が相対的に高まりやすいと推察される。
以下、2位「スコティッシュ・フォールド」、3位「マンチカン」、4位「ラグドール」、5位「ミヌエット」、6位「サイベリアン」、7位「ブリティッシュ・ショートヘア」、8位「アメリカン・ショートヘア」、9位「ノルウェージャン・フォレスト。キャット」、10位「ラガマフィン」となった。
犬のランキングを2020年と比較したところ、1位〜4位までは変わらないが、2020年は5位「ミニチュア・ダックスフンド」(飼育頭数6,354頭)、6位「ポメラニアン」(同6,298頭)と飼育頭数は僅差だった。しかし2024年になると「ミニチュア・ダックスフンド」の飼育頭数はほぼ変わらない6,422頭であるのに対し、「ポメラニアン」は1,100頭増の7,398頭となり、「ポメラニアン」が5位にランクイン。徐々に人気が高まっていることがうかがえる結果に。
一方、猫は1位〜3位までは変わらないが、2020年の4位「アメリカン・ショートヘア」、5位「ブリティッシュ・ショートヘア」は2024年ではランク外に。代わって4位に「ラグドール」、5位に「ミヌエット」がランクインしている。「アメリカン・ショートヘア」と「ブリティッシュ・ショートヘア」はその名のとおり短毛種で、「ラグドール」と「ミヌエット」はどちらも長毛種であることから、ふわふわの豊かな被毛を持つ猫種を好む方が増えていることがうかがえた。
続いて、犬・猫以外のペットとして飼育されている小型哺乳類、爬虫類、鳥などの小動物についてもランキング化した。その結果、1位「ジャンガリアンハムスター」、2位「ネザーランドドワーフ」、3位「チンチラ」と、飼育者に慣れやすく、ふれあいやすい小動物が上位となった。(CHIGAKO)