富野由悠季の創作に迫る評論本、藤津亮太が富野のキャリアと全監督作品を徹底解説
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2025年03月21日 14:09 コミックナタリー

「富野由悠季論」富野由悠季の創作に迫る評論本「富野由悠季論」が、本日3月21日に発売された。執筆はアニメ評論家・藤津亮太が担当している。
【大きな画像をもっと見る】「機動戦士ガンダム」「伝説巨神イデオン」「Gのレコンギスタ」など、強烈な個性を持つ作品を手がけた富野。「富野由悠季論」ではその60年におよぶキャリアの軌跡と、全監督作品を徹底的に解説する。富野の「鉄腕アトム」での経験、ストーリー主義をめぐるジレンマなどの話を交え、映像と膨大な制作資料にもとづき思想をすくいあげた。“演出の技”と”戯作者”を入り口に、その相互関係に迫ることでアニメーション監督としての富野の姿に迫っている。
■ 「富野由悠季論」
はじめに:「アニメーション監督」としての富野由悠季を語りたい第1章:富野由悠季概論――「アニメーション監督」とは何か第2章:演出家・富野由悠季の誕生――出発点としての『鉄腕アトム』COLUMN:富野監督作品全解説1 1968〜1979第3章:確立されていく語り口――『無敵超人ザンボット3』まで第4章:一つの到達点――『機動戦士ガンダム』第1話第5章:ニュータイプとは何か――戯作としての『機動戦士ガンダム』COLUMN:富野監督作品全解説2 1980〜1988第6章:科学技術と人間と世界――『伝説巨神イデオン』で獲得したテーマ第7章:変奏される主題――『聖戦士ダンバイン』から『機動戦士Zガンダム』へ第8章:演出と戯作の融合――詳解『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』COLUMN:富野監督作品全解説3 1991〜2022第9章:運動と人間性――『機動戦士ガンダムF91』以降の演出術第10章:失われる言葉と繋ぎとめる身体――『海のトリトン』から『新訳Zガンダム』へ第11章:大転換、大地へ――『Gのレコンギスタ』への道のりおわりに人名索引主要監督作品メインスタッフリスト
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