ドイツ戦の終盤にひざを痛めたカラフィオーリ [写真]=Getty Images アーセナルに所属するイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリに負傷の可能性が浮上している。
カラフィオーリは現地時間20日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)準々決勝ファーストレグのドイツ代表戦に3バックの一角として先発出場。1点ビハインドで迎えた90+2分、守備対応の際に足を滑らせて転倒すると、左ひざを痛めてプレー続行が不可能に。メディカルスタッフに付き添われてピッチを後にすると、そのまま試合終了を迎えた。
試合後、イタリア代表を率いるルチアーノ・スパレッティ監督はカラフィオーリの状態について「彼が負傷したかどうかはまだ分からない。ひざに違和感があると話していたが、それ以上のことは分からない。様子を見なければならない」と言及。イタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、カラフィオーリは試合終了から数時間以内にイタリア代表のメディカルスタッフによる診察を受ける予定だという。
EURO2024でも存在感を放ったカラフィオーリは、昨年夏にボローニャからアーセナルへ完全移籍。今シーズンは左サイドバック(SB)を主戦場にここまで公式戦26試合に出場し3ゴール2アシストをマークしているが、ひざや筋肉系の負傷により、複数回の戦線離脱を余儀なくされている。
なお、イタリア代表は現地時間23日にドイツ代表とのアウェイゲームを控えているが、カラフィオーリの出場可否は不透明。所属クラブのアーセナルはインターナショナルマッチウィーク終了後、プレミアリーグでフルアム、エヴァートンと対戦し、現地時間4月8日には本拠地『エミレーツ・スタジアム』でレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグに臨む。
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