


夜の12時近くになって、ようやく帰ってきた子どもたち。すっかり寝てしまったマナミをカナタが背負っていました。しかもこんな夜中に、義母たちに家の前で降ろされたらしく……。翌日私は、リュウジに抗議の電話をかけました。




義実家では義父が早くに亡くなり、リュウジは唯一の男手としてちやほやされていたようです。母親がなんでもやってくれると思っているリュウジに呆れます。そもそも昨日はマナミが遊園地へ連れていってもらう約束をしていたのに……。


リュウジは自己中心的で言い訳ばかり。私はリュウジのこの身勝手さにずっと悩まされてきました。大変な部分は全部誰かにやらせて、自分がやりたい、おいしいところだけやる……。そんな人との結婚生活や子育てがうまくいくわけがありません。
リュウジとは職場で出会いました。付き合って3ヶ月で結婚を決めたのですが……これが間違いでした。リュウジは自分の実家が大好きなのです。今回も勝手に子どもたちを実家へ連れていったあげく、自分だけ飲みはじめて酔いつぶれてしまったのです。父親としての責任感のなさに呆れてしまいます。
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【中編】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・今淵凛 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子