【バスケ】B3新潟川村卓也「まだやれているところを見せる」22、23日に故郷岩手で凱旋試合

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2025年03月21日 16:15  日刊スポーツ

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新潟川村卓也(2025年1月26日撮影)

Bリーグ3部(B3)新潟(21勝21敗)は22、23日の第26節、岩手(28勝14敗)とアウェーの宮古市民総合体育館で対戦する。岩手県出身のSG川村卓也(38)にとっては凱旋(がいせん)試合だ。新潟は現在3連敗中。地元で黒星の連鎖を止めて、チームを上昇に転じさせる。


「知り合いにまだやれているぞ、というところを見せたい」と意気込んだ。岩手での公式戦はB1横浜BCに所属していた17年、天皇杯の仙台戦以来8年ぶり。宮古市民総合体育館では、「高校時代以来かな」と笑う。地元の関係者も観戦する中で連敗を止められれば個人的にも勢いがつく。


前節アウェー山口戦の2戦目で6試合ぶりにコートに立った。白星にはつながらなかったが、第2クオーター途中からコートに入ると、30−30に追い付くシュートを決めた。「点を取ることを求められている。ずっとコンディションは作っていた」。体調が整わずコートに立てなかった間も、手を抜かずに調整してきた成果を感じ取った。


第25節終了時で新潟は7位。プレーオフ進出圏内の8位以内ぎりぎりにいる。「1つ1つ勝っていくだけ」と川村。「チームの雰囲気づくりも自分の役目。ベンチにいる時は率先して盛り上げる」。故郷での白星から巻き返しのギアを入れる。


○…新潟の鵜沢潤監督(43)にとって、岩手の鈴木裕紀監督(47)は日体大の3学年先輩。「かわいがってもらいましたよ。シーズン前もあいさつの連絡をした」と話す。ともに現役時代は新潟でプレーした経験がある。監督として対戦するのは今回が初めて。「守備が固い。外国籍選手はスコア、日本人選手は守備で頑張る」と先輩のチーム作りをリスペクト。同時に「そこがうちの狙いどころでもある。勝つ方法はある」と自信をのぞかせた。

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