限定公開( 4 )
フジテレビ系深夜バラエティー「オールナイトフジコ」が21日、最終回を迎え、大物ゲストがサプライズ出演した。
最終回の前半は、レギュラーの元テレビ東京プロデューサー佐久間宣行(49)が殺人事件被害者となり、女子大生ユニットのフジコーズが事件を調べるドラマ「佐久間宣行は2度死んだ」の設定。フジコーズが佐久間の楽屋で変わり果てた姿を見つけ、控室で犯人を捜す場面では、通報を受けた刑事・辰巳信二郎役として、俳優生瀬勝久(64)が出演。フジコーズ相手にガチの演技を展開した。
その後、スタジオでのフジコーズのライブをはさむと、そのままドラマを続行。今度は佐久間は宙づりの“遺体役”でスタジオの天井部分に現れた。フジコーズの推理で、佐久間は楽屋では“真犯人”と共謀してドッキリで遺体を演じたものの、その後に殺害された、という状況も示された。
ここで“真犯人”役として、峯岸みなみ(32)が黒ずくめの衣装で登場。スタジオに「えー」と驚きの声が漏れた。峯岸は「佐久間さんを恨んでいたんです!子ども産んで、産休明けて、またこの番組に呼ばれるの、今か今かと楽しみに待っていたのに、全然呼ばれないじゃないですか!佐久間さんのギャラが高すぎるから、私のギャラが削られたのかと思ったら、悔しくて…」と熱演し、スタジオの笑いを誘うと、さらば青春の光の森田哲矢も「ちょっと俺らも完全に忘れていたところあったから」と、思わず本音を漏らした。また、遺体を運ぶ役でイジリ−岡田(60)も登場した。
その後、ネタ晴らしで佐久間、峯岸、生瀬、イジリ−がそろって登場。森田に「佐久間さん何ですか、これは?なんで最終回にこんなトリッキーなことするの?」と突っ込まれると、佐久間は「俺も分からないよ」とボヤき、「生放送の4日前に台本が送られてきたら、俺が死んで、宙づりされてた。本当、達成感のない生放送。やっとしゃべった」と笑った。
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峯岸、生瀬が紹介されると大歓声も。峯岸は「佐久間さんへの恨みはないですけど、呼ばれてない恨みはあるので、それが最後爆発したのは良かったかなと思います」と笑うと、森田が「全演者、峯岸さんのところは伏せられていて」と、ガチのサプライズ出演だったことを明かした。
特別ゲストの生瀬は「何で(出演)なんですか」と立て続け質問をあび「4日前ですよ…」と直前オファーだったことをボヤキ気味に明かした。「佐久間さんと3年前に食事した仲ですから、でもそれ以来ですよね」と話すと、佐久間も「それ以来の再会がこれじゃあ」と笑った。生瀬は「台本、10行ぐらいしかないんですよ。3時間ぐらい前に入って、ディレクターのシマダさんに、『すいません、面白くしてください』って。ふざけんな!。どう面白くする、『それはアドリブで』って。本当困りましたよ」とムチャぶりに苦笑い。ただ佐久間は「生瀬さんのおかげで締まった」と感謝した。
同番組は80年代に人気を誇った伝説の生放送番組「オールナイトフジ」が40年の時を経て復活したバラエティーとして、23年4月にスタートした。番組レギュラーの女子大生「フジコーズ」は同年12月にシングル「ウェーイTOKYO」でCDデビューし、「FNS歌謡祭」に出演するなど話題となった。昨年10月にはセカンドシングル「キスから始めましょう」をリリースした。3月30日には「フジコーズ卒業式2025」が開催される。
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