ダイソーのコスメで、大人気ドラマのヒロインのメイクを完全再現する動画がYouTubeチャンネル「ハウスダスト」で紹介されました。プチプラコスメを使った驚きのビフォーアフターが反響を呼び、動画は記事執筆時点で43万回再生を突破。1万3000件を超える高評価を集めています。
●石原さとみさん風メイク(失恋ショコラティエ・高橋紗絵子さんバージョン)
投稿者は、YouTubeチャンネル「ハウスダスト」でメイクやコスメ情報を中心に発信しているハウスダストさん(通称・ダスちゃん)。ダスちゃんのメイクテクニックはたびたび注目を集め、以前も話題のインフルエンサーを参考にしたメイク動画が「めちゃくちゃメイク上手くてそっくりで感動」と話題になりました。
今回は、ダスちゃんのメイク動画でも大好評だという、“ダイソーしばり”の再現メイクシリーズ。石原さとみさんが演じるドラマ「失恋ショコラティエ」に登場するヒロイン・高橋紗絵子さん風のメイクに挑戦していきます。
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「一度は石原さとみさんになりたい」と話すダスちゃんは、石原さんを参考におでこの生え際を植毛しているとのこと。今回のメイクはメインがダイソーしばりではあるものの、カラーコンタクトとリップはダイソー以外のアイテムを使用しています。デートにもお勧めの再現メイク、早速見ていきましょう!
●ベースメイクからスタート
まずは発色が柔らかいナチュラル風のカラコン「candy magic(BLBワンデー ミミブラウン)」を付け、ダスちゃんいち推しのダイソーのリップ「UGTリップマスク01C」で唇を保湿していきます。下地はいくつか購入して試してみたそうですが、今回のメイクに合うものを見つけることができなかったとのこと。下地は省き、カバー力抜群のクッションファンデーション「アイデイト ジェルハイライト(01ピンクベージュ)」をポンポンと塗り広げていきます。
顔全体にファンデーションが塗れたら「&.リキッドコンシーラー ライトベージュ」と「UR ポアレスパウダーN(02)」「UGT ブレンディング チークカラーパレット(01C)」を使って小鼻の赤み、目の下の黒クマ、青眉をカバーしていきます。ここでのポイントは青眉に使用したチークのカラー。
使用したのはピンクをベースにしたパレットですが、色違いのオレンジをベースにしたパレットではできなかったのだとか。イエベ春っぽいピンクのカラーを筆にとり、青眉部分にピンポイントで塗ってから周りをぼかしてから、パレット右下の青み白っぽいピンクのカラーを重ねていくと……驚くほど自然に青眉がカバーされていました。
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続いてUR GLAMと東京ガールズコレクションがコラボ開発したダスちゃんの推しパウダー「UGTルースパウダー(02C)」が登場。ダイソーの大きめの筆にふわふわと取り、手の上でなじませてから顔にポンポンとつけ、ベースメイクを仕上げていきます。
●特徴を捉えたアイメイク
石原さん(紗絵子さん)の再現メイクに重要なのは、特徴のあるミックス型の二重とドーム型の瞳、ぷっくりした涙袋。ピンクとチョコレートの茶色をベースに構成された「失恋ショコラティエ」の紗絵子さん風メイクのコツを伝授してくれます。アイシャドーは「KMマルチパーパスパレット(02c ピーチ)」を画像の数字順に使っていきます。
1をベースカラーとして瞼全体にのせていき、2のカラーをベースカラーの半分くらいから外向きに矢印をかくように筆でのせていきます。そのまま下瞼にも目尻から黒目にかかるくらいの位置までササッとのせました。3のダークカラーで目尻から黒目上あたりまでグラデーションになるように引き、目尻部分は筆を使って上にぼかしていきました。
続いては、今回の再現メイクで一番難しかったという“ミックス型の目尻が広めの二重ライン”。こちらはアイプチではなく、アイシャドーを使って再現していきます。まずは上瞼の内側と外側に引いたアイシャドーを筆を使って上にぼかしていきながら、二重幅の線が狭く見えるように調整しました。3の暗い色を目尻と三角ゾーン、目頭に足して蒙古襞を消していきドーム型の目を作りました。
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アイシャドーの3の色と「アイデイト ラメライナー(03)」を使ってツヤのある涙袋を作っていきます。目頭側から目尻にかけて収束していく涙袋になるようにハの字で描き、下から上にぼかしました。ゴールドを下瞼全体にまぶしたら、コーラルピンクっぽい色を目頭から涙袋に入っていくようにササッとのせて、同じように目尻側からものせていきます。
ダスちゃんによると石原さん(紗絵子さん)風の涙袋は、「思った倍のでかさ」で描いていくことがポイントなのだとか。研究しつくされた圧巻のメイクテクニックにより、ツヤのあるぷっくりとした涙袋が仕上がっていきます。
平行型二重のダスちゃんは、先ほど描いた二重幅をダブルラインで描きます。アイシャドーの03のダークカラーを使って、目尻側は自身の二重幅の少し上→真ん中は同じ→目頭は下になるように線を描いていきました。アイシャドーの左下のラメを使い、黒目上と目尻にL字をかくようにのせて末広っぽい二重に仕上げました。
使用するアイライナーペンシルも、もちろんダイソーで購入した物。石原さん(紗絵子さん)風のタレ目に仕上げていきます。タレ目のコツは、短く丸っぽくかくこと。まつげの隙間を埋めるイメージで目尻までしっかり描いていき、キュルキュルの目の完成です。
続いてビューラーでまつ毛を上げて……と思いきや「え、待ってビューラー、ダイソーじゃない!」と慌てた様子のダスちゃん。買うのを忘れてしまっていたらしく「本当にごめんなさい」と“ダイソーしばりメイク”ではなくなってしまったことを謝罪しました。気を取り直してメイクを再開。
ナチュラル風にまつ毛を上げたらコーム付きのマスカラ「UGT コームセットマスカラ(02c ブラウン)」で柔らかい印象に仕上げたら、片目のアイメイクが完成。もう片方の目も同じようにメイクしていきます。アイメイクのポイントは目頭部分を丸めに作ってあげること。そうすることでより石原さん(紗絵子さん)風になるとのことです。
●アイブロウ
眉毛は「UG アイブロウパウダーN(02ナチュラルブラウン)」を使っていきます。眉毛の下の線は並行、上はアーチになるように描いていき、眉尻が薄めの細眉になりました。シーンごとに印象の異なる眉毛は再現するのがかなり難しかったそうで、弟さんからの的確なアドバイスにより、納得のいく眉毛ができたとのこと。弟さんの観察力もすごい。
●骨格も研究したメイク
続いてはコントアリング。アイブロウパウダーの一番濃い色で鼻中が下がって見えるように陰影をつけていきます。鼻根(びこん)は眉下からちょっと離れたところから「C」をかくようにシェーディングをいれていき、中顔面を短縮。ハイライトで顔に立体感をプラスします。鼻根から鼻先までは「UR ポアレスパウダーN(02)」をのせ鼻先は丸く見えるようにクルクルと円を描いてのせていました。
シルバーっぽいツヤのある「UGT スフレハイライター(01)」をおでこから鼻筋にかけてつながるように指でのせます。同じように鼻先とおでこ、鼻横にも角度によって見えるかなくらいにサラッとのせました。おでこには、白いハイライトもプラス。女性らしい丸いおでこに仕上げていきます。
石原さん(紗絵子さん)の笑ったときの印象に近づけるため、「コーウ シェーディング(01マットウォームトーン)」でエラと頬骨に影をつけました。チークは眉毛を隠すときに使ったパレットを使っていきます。下のブルべ夏のような2色を大きめのブラシにとり、笑顔の状態で鼻と口をつないだ間くらいまで入れるイメージで涙袋のギリギリまで広めに入れていきます。顎にもチークをのせたら、ハイライトでツヤもプラスしました。
ラストは石原さん(紗絵子さん)の特徴の1つでもあるプルプルの唇です。まずは下唇の両端と上唇の山を徹底的に消しておきます。リップは「SHEIN SHEGLAM パーフェクトシャイン リッププランパー(ピンクフラミンゴ)」を使用。全体的に丸くなるようにオーバーリップ気味にのせていき、石原さとみさん(紗絵子さん)の白っぽいピンクでセミマットっぽい感じの唇を再現します。仕上げにフェースパウダーを顔全体に軽くのせてお直しをしたら完成です!
画面が切り替わると、息をのむほど石原さんにそっくりなダスちゃんが登場。メイクだけでなく表情の作り方や雰囲気も完全再現している姿に驚きます。
●「本当にうますぎる」「尊敬する」と反響
コメント欄には「えええっダイソーも凄いけど、上手いこと活かして石原さとみさんになれてるのほんとに尊敬しちゃう……」「メイクでここまで似せられるんだ……!」「再現度高くてまじで観察&考察力高くてすごい!」「本当に上手過ぎる」「可愛すぎです!」「参考にする! めちゃくちゃ参考にする!」「天才すぎる」と絶賛の声が多く寄せられています。
今回のものまねメイクの詳しいメイク方法やコスメの詳しい情報はダスちゃんのYouTubeチャンネル「ハウスダスト」で確認できます。この他にも、Instagram(@tamukun_36)やX(Twitter)(@tamukun_36)でTikTok(@tamukun_36)でメイクやコスメ情報などを発信中です。
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