松本伊代、カバー曲ライブで“かわいい”強制?「最近あまり言われていないので」

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2025年03月22日 16:32  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

自身初のカバーライブ「Iyo Matsumoto“Adagio”」を行った松本伊代

歌手松本伊代(59)が22日、都内で自身初のカバーライブ「Iyo Matsumoto"Adagio"」を行った。


21年のデビュー40周年以降、毎年デビュー月の10月に単独コンサートを開催してきたが、還暦の節目を迎える今年は、さらに精力的な音楽活動を予定しており、今回のライブがその第1弾。音楽用語で「ゆるやかに」を意味する「Adagio」を冠し、ギター&キーボードの編成で、松本が「今歌いたいカバー曲」を届けた。


松本が登場すると、会場の親衛隊は「伊代ちゃ〜ん!」コールで迎えた。オープニング曲には84年リリースのアルバム「Sugar Rain」に収録した杏里「オリビアを聴きながら」を選び、歌い出しはアカペラで入った。


「みなさんこんにちは」の呼びかけに会場から「かわいい!」の声が上がると「ありがとう。お決まりのかわいいよ」と笑い「あれ、こっちから聞こえない」とマイクを向けた。「強制しているわけではないけど、最近あまり言われていないので」と話し、メンバーにも「かわいい?」。


ライブタイトルについて、「ラジオでドイツ語と言ってしまいましたがイタリア語でした」と改めて訂正。「『ゆっくり』という意味なので、私にピッタリかなと思って付けました」と説明した。


また、かつてカバーした「悲しくてやりきれない」も披露。「皆さん忘れがちですが、この曲は私のシングルです」と自虐的に話すと「私も久しぶりに歌いました」。「デビュー30周年のときに歌ったかな…」と振り返ると、「難しいので避けてきた」とその理由を告白した。


また「今日は『センチメンタル・ジャーニー』は歌わないかもしれません。カバー曲ライブなので」と前振り。「最初の方に歌うとみんな帰っちゃうのかなって」と笑い「皆さんの盛り上がり次第で考えますね」とした。


本編最後には、自身の「ラブ・Love・ラブ」を披露。歌い終わると親衛隊が「伊代ちゃ〜ん」コール。ステージを下りる前からアンコールの声が上がり、楽屋に戻る途中で引き返すと、「アンコールがかかるなんて思ってもいなかった」と、しれっと話した。ギタリストの「皆さんの知らない曲をやりましょう」で「センチメンタル・ジャーニー」を披露した。


「いよみょんにするのが難しかった」と、あいみょん「マリーゴールド」などアンコールを含め全12曲を披露。昼夜合わせて200人のファンを和ませた。


また、同ライブでは10月4、5日、東京・大手町三井ホールでの単独コンサートの開催を発表。松本の「10月も来てくれるかな?」に会場は「いいとも!」で返した。

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