LINEのサブ端末利用、現状できず アップデートは「来週にかけて順次配布」と公式

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2025年03月22日 18:41  ITmedia Mobile

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Androidスマートフォン向けのLINEアプリ

 LINEは、メイン端末とは別のサブ端末からも同じアカウントでログインできるようにし、複数端末を所有するユーザーのニーズに対応した。当初、3月17日の発表時点では、最新バージョンへのアップデートで対応可能と案内されていたが、多くのサブ端末で利用できない状況が続いている。


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 LINEの公式Xアカウントは20日、「現在、Google Playで最新バージョンの配布が一時停止しており、順次再開予定です。ご不便をおかけいたしますが、再開まで今しばらくお待ちください」と案内。その後、21日には配布を再開したものの、「来週にかけて順次配布が完了する予定」と補足している。


 なお、LINEをサブ端末で利用する方法は、今回のアップデート以前から存在しており、メイン端末をスマートフォン、サブ端末をiPad・Windows・Mac・Chromeのいずれかにすることで、同じアカウントでログインすることが可能だった。


 だが、今回のアップデートにより、例えば、iPhoneをLINEのメイン端末として使い、Androidをサブ端末として同じアカウントで使えるようになる。Androidはスマートフォンとタブレットの両方が対象で、メインとサブの両方をAndroidに設定することも可能だが、サブ端末に設定できるAndroid端末は1台のみだ。


●サブ端末からLINEにログインするには? 利用できない場合は?


 サブ端末に設定するには、まずメイン端末の「設定」→「アカウント」から「ログイン許可」をオンにする。その後、サブ端末にLINEアプリをインストールして立ち上げると、メイン端末かサブ端末かの選択を求められるので、「サブ端末」を選択。


 その後、QRコードが表示されたらメイン端末の「友だち追加」からQRコードリーダーを呼び出し、QRコードを読み取り、サブ端末側に表示される認証番号をメイン端末に入力すれば設定完了だ。


 Android端末をサブ端末として設定する際、メイン端末かサブ端末を選択する画面が表示されない場合は、サブ端末としてのログインができない。この状態で、サブ端末設定ができない端末からメイン端末のQRコードを読み取ってしまうと、LINEアカウントの引き継ぎがQRコードスキャンによって実行されることになるため、注意が必要だ。


 LINEは利用者に対し、必ずバージョン「15.3.0」以上にアップデートしてから利用するよう呼びかけている。



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