中京芝はロベルト系に注 愛知杯はエピファネイア産駒のセントメモリーズが穴

　土曜の中山は芝が良、ダートが重→稍重だった。芝は極端な差しが決まる印象はなく、S〜Mペースなら前有利。ダートは土曜の後半戦の時点で、時計は良と同等レベルだった。日曜は発表自体も良になるか。下級条件はいつものように前残りが目立つが、クラスが上がれば展開次第で差しも決まる。アジアエクスプレス産駒が【2-1-0-1】、ドレフォン産駒が【1-1-1-2】と好調なので要注意。

　阪神は土曜と同じく芝ダートともに良。芝は直線だけで届く感じではない。とりわけ内回りは4角までに先団に取り付きたい。ダートもどちらかといえば前有利。土曜は全8鞍で7枠か8枠が連対していた。

　中京も土曜と同じく芝ダートともに良。芝はまずまずの時計が出ているが、特に内有利ということはない。ペース次第では外差しも可。ロベルトとサドラーズウェルズの血を持つ馬に注。ダートは明らかに逃げ先行有利。コーナーはなるべくロスなく運びたい。土曜はリアルスティール産駒が4番人気と6番人気で2戦2勝だった。

【注目馬】
中山11R・マスクオールウィン…土曜の中山ダートで活躍していたドレフォン産駒。初ダートだが、血統や馬体を見る限り、むしろ芝より合う可能性まである。一変を期待したい。

阪神12R・クロドラバール…前走のレースぶりを見ると、初の1400mは大歓迎。今の阪神ダートで有利な外枠も引けたので、好勝負になるとみた。

中京11R・セントメモリーズ…同舞台だった土曜のファルコンSを制したヤンキーバローズと同じエピファネイア産駒。外枠発走に加え、大きく出遅れた前走は参考外。発馬五分である程度の位置を取れれば巻き返せる。