ゼンショーホールディングス傘下のすき家は3月22日、すき家 鳥取南吉方店で提供した「みそ汁」に異物(ネズミ)が混入していたとする報道を受け、公式サイトで謝罪しました。
物議のきっかけは、1月中旬に同店のGoogle マップへ書き込まれたクチコミでした。該当のクチコミはその様子を収めたとみられる写真を添付し、同店で注文したみそ汁にネズミが混入していたと訴えるもの。SNS上では該当のクチコミが拡散され、波紋を広げていました。
●利用客の指摘を受け、従業員も目視で異物混入を確認
すき家は本事案をめぐる報道を受け、公式サイトに「すき家に関する一部報道について」と題した文書を掲載しました。同社によると、本件が発生したのは1月21日8時ごろ。当該店舗で利用客から従業員に、喫食前のみそ汁に異物が混入しているとの指摘が上がり、その場で従業員も目視で異物混入を確認したといいます。
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すき家は混入原因を調査した結果について、「『みそ汁』の具材をお椀に入れて複数個準備をする段階において、そのうちの1つのお椀の中に異物が混入していたと考えられています。当該従業員が提供前に商品状態の目視確認を怠ったため、異物に気付かずに提供が行われました」と説明。なお、同店で同様の異物混入の恐れがある商品は当該の利用客以外には提供していないとしています。
同社によると、当該店舗は本事案の発生後すぐに一時閉店し、衛生検査および、異物混入につながる可能性のある建物のクラック(ひび割れや亀裂)対策を実施。商品提供前の目視確認など、衛生管理に関してあらためて従業員に教育したということです。
また発生当日に所管の保健所に相談し、その2日後に保健所の担当者による現地確認を経て営業を再開。さらに全国の店舗に対しても、異物混入を未然に防ぐため、提供前の商品状態の目視確認を徹底するようあらためて指示したとしています。
●「多くのお客様に不安と懸念を抱かせる結果」と謝罪
同社は「本件は当該店舗の建物構造と周辺環境が重なった事例と当社では捉えています」として、さらなる対策の強化について公表。「具体的には、外部からの侵入という観点から店舗のクラックの確認を四半期ごとに行うことを決め、今年1月から開始しています。今後は害虫や害獣の侵入についてさらに徹底して研究と対策を進めてまいります」と述べています。
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発生当初に公式サイトなどで本事案を公表しなかったことについては、「事後の断片的・間接的な情報により多くのお客様に不安と懸念を抱かせる結果となってしまいました。お客様および関係者の皆様に、ご迷惑とご心配をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます」と謝罪。「今後同様の事態が再び発生することのないよう、全国の店舗において管理体制の一層の強化に努めてまいります」と締めくくりました。
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