
【写真】『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』PLUS ULTRAステージに豪華キャストが集結!
「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で10年にわたって連載され、8月についに完結を迎えた、堀越耕平氏による大人気コミック『僕のヒーローアカデミア』、通称“ヒロアカ”。“個性”と呼ばれる超常能力を持つ人々の存在が当たり前の世界を舞台に、主人公・緑谷出久、通称“デク”が、社会を守り、“個性”を悪用する犯罪者“敵<ヴィラン>”に立ち向かう“ヒーロー”になるため、ヒーロー育成の名門・雄英高校で仲間たちと共に成長する物語が展開。コミックスはシリーズ世界累計発行部数1億部を突破し、デクをはじめとするキャラクターたちが繰り広げた胸昂るドラマや戦いの物語を見届けた世界中のファンからは、堀越氏と“ヒロアカ”への感謝と賞賛の声が相次いでいる。
テレビアニメの通算8期目であり最終章となる『僕のヒーローアカデミア FINAL SEASON』(アニメーション制作:ボンズフィルム)は、2025年10月に放送。コミックス40巻の物語から始まるテレビアニメ最終章は、デクと最凶の敵<ヴィラン>死柄木弔、アーマードスーツを装着した“平和の象徴”オールマイトと“魔王”オール・フォー・ワンの戦いの決着へと向かっていく。
『ヒロアカ』は「AnimeJapan」で何度もステージを行っているが、今回初めてヴィランのキャストが多いという構図に。因縁の深いキャラクターを演じているということで「最終決戦マッチアップトーク」と題したコーナーを実施し、因縁のあるキャラクターを掛け合わせて、マッチアップトークを展開することに。
まずは、本作を語るに欠かせない「デク×オールマイト」。憧れのヒーローであるオールマイトから“個性”を継承し、今では最終決戦の要となるまで成長したデク。成長してオールマイトの存在に近づいているからこそ「彼の存在がどんなに大きかったかということがわかります」と山下は語る。
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続く「死柄木弔×オール・フォー・ワン」では、第7期でオール・フォー・ワンが死柄木の精神と肉体を乗っ取った展開についての話に。大塚のオール・フォー・ワンを踏襲して死柄木を演じなければならず、「自分がどんなキャラクターを演じているかわからなくなるくらい、頭がグチャグチャになりました」と苦労を明かす。その一方で、大塚の演技を感じることで「勉強になった」とも明かし、「他の方のスタイルを吸収することで、新しいものが得られました」と自身の演技の成長につながったと感謝を伝える場面もあった。
また神谷も、オール・フォー・ワンの青年期を演じることで大塚の演技を意識して演じなければならなかった。オファーを受けて「明夫さんは小学生の頃からこの声だったんだから、青年期も明夫さんがやればいいと思った」と冗談めかしつつ、「プレッシャーはありましたが、やりがいのある作品に参加できてありがたい」と率直な思いを語った。
神谷の演じるオール・フォー・ワンは、現場で「芝居の端々に明夫さんがいる」と言われるほどだったそう。大塚は「セリフ回しを真似するのではなく、心の佇まいみたいなものを彼はさっと捕まえているんだと思います」と舌を巻く。
そんな神谷は、セリフが干渉しないように他のキャストとは別のブースでアフレコをしているのだとか。「狭いブースに閉じ込められての収録なので、誰ともコミュニケーションを取ることなく孤独なんです」と寂しさを明かす一方、この環境のおかげで「(オールマイトを)絶対に倒す、という気持ちになれている」とも語る。実際、三宅に対して「お前を倒す!」と宣言してからブースに入っていると言い、観客を笑わせていた。
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