ハジャーが僚友角田を上回る7番グリッド獲得「トップドライバーたちと走れて興奮した」まだ改善の余地があると悔しさも

0

2025年03月22日 20:40  AUTOSPORT web

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

AUTOSPORT web

2025年F1第2戦中国GP アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
 2025年F1第2戦中国GPの予選が行われ、レーシングブルズのアイザック・ハジャーは7番グリッドを獲得した。

 中国GPの土曜日は、今シーズン最初のスプリントレースが行われ、ハジャーは13位でフィニッシュ。その後行われた予選ではQ3に進出し、最終的にチームメイトの角田裕毅を上回り7番手でセッションを終えた。

 レーシングブルズのローレン・メキース代表は、「裕毅とアイザックは今朝のスプリントで力強い走りを見せた」、「拮抗した集団のなかでアイザックと裕毅のふたりがQ3に進んだことは素晴らしい」と健闘を称えた。またレーシングディレクターのアラン・パーメインも「堅実なパフォーマンスでメルボルンを乗り越えた」と評価している。

 なおQ3では、チームがハジャーをガレージからピットレーンに進ませた際、ハジャーがマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の進路上に出てしまったことで、フェルスタッペンは進路を変えてハジャーを避けなければならなかった。FIAはこの件をアンセーフリリースと判断し、レーシングブルズに5000ユーロ(約81万円)の罰金を科した。

■アイザック・ハジャー(ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム)スプリント 13位(15番グリッド/タイヤ:ミディアム)予選 7番手(Q1=2番手1分31秒162:ソフトタイヤ/Q2=4番手1分31秒253:ソフトタイヤ/Q3=7番手1分31秒079:ソフトタイヤ)

「今朝のスプリントレースで経験を積むことが僕には重要だった。他のドライバーとの楽しいバトルができたので、僕たちとしてはまずまずのレースだったと思う。誰にとってもタイヤのデグラデーションが激しいサーキットで、僕はレースの終わりに向けていいペースだった。他の中団勢のマシンよりも僕たちの方がいいペースだったようだけど、僕たちはまだ改善できると思うし、もっと前進するためのアイデアもいくつかある」

「午後のQ1は素晴らしかった。バランスはベストで、マシンのフィーリングもよかった。その後Q2、Q3を通して風が変わり、それがドライビング中のフィーリングに影響した。Q3は激しくてストレスも多かったけど、トップドライバーたちと走れたことに興奮した。でもそれと同時に、まだもう少しラップタイムを縮めることができたと思うので、僕の最後のラップに関しては少しがっかりしている」

「メルボルンの後、ここ上海に来て、チームはまったく異なるサーキットで(マシンの)パッケージを最大限に活かすという素晴らしい仕事をしてくれた。マシンは完璧に機能しているし、明日はポイントを獲得できるようベストを尽くす」

[オートスポーツweb 2025年03月22日]

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定