2025年F1第2戦中国GPスプリント アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)を抑え続けた角田裕毅(レーシングブルズ) 2025年F1中国GPの土曜、レーシングブルズの角田裕毅はスプリント6位(3ポイント獲得)/予選9番手、アイザック・ハジャルはスプリント13位/予選7番手という結果だった。
レーシングディレクターのアラン・パーメインは、スプリントでの角田のタイヤマネジメントを称賛した。
「言うまでもなく、我々にとって、非常に良い一日だった。スプリントレースで、裕毅は素晴らしいスタートを切り、1周目にふたつポジションを上げて6番手に浮上した」
「その後は、タイヤをできる限りうまく管理することが重要だった。全員がフロントタイヤのひどいデグラデーションに見舞われ、我々も苦戦した。だが彼はタイヤをうまく管理し、問題を抱えているようには見えなかったし、ポジションを失う恐れもなさそうに思えた。そうして我々は(スプリント)6位でシーズン初ポイントを持ち帰ることができた」
「我々はその後の予選に大きな自信を持って臨み、タイヤの使用をうまく管理することができた。裕毅は昨日SQ3に進出したため1セット少なかったが、ふたりとも素晴らしい予選を走った。アイザックが、メルボルンでの言葉を払拭するような、本当に堅実なパフォーマンスを発揮したのも素晴らしいことだ。ふたりとも余裕を持ってQ3に進み、決勝を7番グリッドと9番グリッドからスタートすることが決まった。この位置からならポイント獲得の絶好のチャンスがあるだろう」
チーム代表ローレン・メキースは、スプリントでの今季初入賞を喜び、決勝に向けてダブル入賞を目標に掲げた。
「上海での2日間に、チーム全体が素晴らしい仕事をした。裕毅とアイザックは、最高のパフォーマンスを発揮した。今朝のスプリントでの走りは力強かった」
「裕毅は、我々よりもはるかに速いマシンを後ろに抑え、センセーショナルな走りを見せ、今シーズン初ポイントを獲得した」
「午後の予選では、今週末ここまで示してきたペースをしっかり確認することができた。これほど競争が激しい集団のなかで、アイザックと裕毅のふたりともがQ3に進出できたのは素晴らしいことだ」
「週末はまだ終わっていない。真の試練は明日だ。今夜、再集結し、レーストラックにいるスタッフも、ファクトリーのスタッフも、全員が一丸となって全力を尽くし、マシンの性能を最大限に引き出し、両ドライバーでポイント獲得することを目指す」
[オートスポーツweb 2025年03月22日]