「今度こそ」桂文五郎、伊勢を目指して再スタート 昨夏は足の裏を火傷して無念のリタイア

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2025年03月23日 12:52  日刊スポーツ

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桂文五郎のXから

上方落語の桂文五郎(40)が23日、古典落語になぞらえて大阪から伊勢までひたすら歩く「東の旅」に再チャレンジ。


この日朝8時過ぎ、大阪・枚岡神社を「今度こそゴールまで歩きます!」と誓ってスタートした。文献などから確認できる範囲で、昔の道を忠実に追っていく。


昨年7月26日、同様のコースを歩もうとしたが、想像を絶する猛暑に3日目でダウン。出発から65キロ地点で無念のリタイアとなり、リベンジの機会を狙っていた。


このときは当時の月亭太遊(40)と2人での挑戦だったが、太遊がその後、月亭一門を離れ、上方落語協会からも退会し、フリー落語家ひょうきんなおっさん(剽軽奈乙燦=40)と改名。今回、文五郎から「兄さん、いっしょに歩きましょうよ」と熱心な誘いを受けたが、かたくなに拒否。「YouTubeの撮影要員として、最初だけ付き合う」として、この日合流した。


昨年は、暑さが大敵だった。2日も歩くうちに靴底を通じて足の裏が真っ赤に。深刻なやけどとなり、泣く泣くリタイアした。このため今回は猛暑の時期を避け、タフな山登り用シューズを用意した。文五郎の計画では、7泊8日で伊勢神宮に到着する予定。


ただ「ひょうきんな」がいなくなって一人歩きとなると「道中寂しいし、一人やと危険な目に遭うかもしれん。兄さん、いっしょに行きましょうよ」と、必死で引き留めていたが…。


文五郎は堺市出身。会社勤めを経て、2013年1月。桂文珍に弟子入りした。4月2日には大阪・天満天神繁盛亭の「第11回上方落語若手噺家グランプリ 予選第1夜」に出演する。

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