安田大サーカスのクロちゃん(48)が23日、都内で、19日に発売した恋愛小説家デビュー作「クロ恋。」(双葉社)出版記念記者会見を開いた。この日は、所属の松竹芸能で最もクロちゃんがかわいがっているという、紺野ぶるま(38)が司会を務めたが「ちんこ謎かけ」など下ネタを駆使したお笑いを追求する紺野から「キン●●みたいな頭にして!」「やめてよ、亀●みたいな頭」などとダメ出しされまくった。
「クロ恋。」は、4つの恋愛短編で構成されている。「恋愛博士の異常な愛情」「地球最期の日」「揺れる」「LV.17の勇者」が、実体験を元にストーリーが展開される。紺野は、クロちゃんとともに各作品を紹介していく中で「揺れる」の主人公アキトが、本名の黒川明人から取ったのではないか? と指摘。「主人公の名前、やめてよ! と思った。純粋に物語を楽しみたいのに、自分の本名にするんですか? 恋愛小説に、しかも自分の本名をカタカナで…。イケメンでモテる、明るく太陽のようなキャラ設定だったじゃん」と首を傾げた。
クロちゃんは「僕は(名前は)明るい人と書いて明人で、たまたまつけた」と説明したが、紺野は納得せず「絶対、たまたまじゃない。公私混同、甚だしい」とぶった切った。クロちゃんが、紺野の下ネタ芸を引き合いに「ぶるまが、たまたまって言うと、変な感じがする」と苦笑すると、紺野は「キン●●の話、してないから。揺れるな! キン●●に見える。小説の話がしたいから!」と言い返した。
クロちゃんは「地球最期の日」を読んだ際「自分で書いて、もう1回、読み返した時、1番、泣けた」と明かした。紺野から「自分で書いた恋愛小説で、自分泣きます?」と突っ込まれると「メッチャ泣いたもん。泣きますよ。何かグッときたもん!」と力説。「それこそ、ハッピーエンドかバッドなのかは多分、読んでいる皆さんによって捉え方が違う」と強調。今作が「ヨーロピアンスタイル」だと位置付け、胸を張った。
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