安田大サーカスのクロちゃん(48)が23日、都内で、19日に発売の恋愛小説家デビュー作「クロ恋。」(双葉社)出版記念記者会見を開いた。
1月28日に都内で開いた恋愛小説家デビュー記者会見の席上で、2年間も付き合ったアイドルグループ「都内某所」の元メンバーでタレントのリチ(28)へのプロポーズに失敗したため、キャバクラ通いを解禁したと宣言。「ここからガンガン行って婚活、水揚げします」と意気込んでいたが、デビュー作をキャバクラ嬢に配って婚活の足しにする考えを口にした。
「クロ恋。」は「恋愛博士の異常な愛情」「地球最期の日」「揺れる」「LV.17の勇者」と4つの恋愛短編で構成され、実体験を元にストーリーが展開される。「恋愛博士の異常な愛情」は、都内の中堅私大の生命工学科の男子生徒が主人公で、キャバクラが舞台となっている。クロちゃんは「僕は実験が好きなので、キャバクラでいろいろ経験したことを詰めさせていただきました。小説なんですけど、プラスアルファでこんなものなんだよと、キャバクラがすたれないように文化として書かせていただいた」と説明した。
質疑応答の際、記者から「キャバクラへ婚活しに行っているということでしたが、新著を配って婚活をしているんですか?」と質問が出た。クロちゃんは「発売して、まだ行けていないですけど、持って行ってお気に入りの子に渡そうと思っています」と答えた。婚活が実を結ぶ可能性は? と聞かれると「小説を書いているとなると、お笑い芸人よりも格が高いので、女の子の見方も変わると思うから、渡して『クロちゃんって、そういう才能もあったんだ』とキュンとこさせて、うまくいこうと思っています」と意欲を見せた。
今作の作風を、読者に物語の先を想像させる「ヨーロピアンスタイル」だと連呼したことに対し、海外の女性を狙っているのでは? との質問も飛んだ。クロちゃんは「日本人だけじゃないですね、やっぱり。海外の人とかも…。日本語がしゃべれる人がいいので、ハーフとか、ちょっとクオーターの方がいいなと思う」と、まんざらでもない様子だった。
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すると、司会を務めた所属の松竹芸能の後輩・紺野ぶるま(38)から「単純に顔のことだけでしょ?」とダメ出しされた上で「恋愛博士の異常な愛情」は「キャバクラで大暴れしている話だから、1話目で、もうダメですよ これ!」と“キャバクラ婚活”には不向きだと指摘された。クロちゃんは「そうか! でも、フィクションって言うから!」と、あくまで問題がないと強調。「小説を出したと言うと、驚かれることが多い。自分の格が上がってきた感じがする。ここから、モテ期だと思う」と、極めてポジティブな姿勢を見せた。
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