俳優の片岡鶴太郎(70)が22日、TBS系「人生最高レストラン」(土曜午後11時30分)に出演。芸人から芝居にシフトした時のことや、ボクシングを始めた理由を明かした。
お笑いから入り、司会業もやり、30代初めの時にTBS系「男女7人夏物語」で本格的なドラマ出演を果たした。元々は高校演劇で、「のちに芝居の方もやりたい」という思いがあったという。MCの加藤浩次(55)から「今だったら芸人さんが芝居をやるとか、別に何とも言わないじゃないですか。鶴太郎さんの頃、別になかったですか? 『お笑い芸人が』みたいな時」と聞かれると、芝居のほうにシフトしていくと「お笑い捨てやがって」「お笑い芸人よりも俳優の方が偉いと思ってんだろ?」と言われたことを明かした。
そして「そういうことがチラチラと、こう耳に入ってきて『いやいや、そうじゃないんだ。お笑いだからこそ、この役ができるんだ。お笑いということは、役者も含まれてるんだ。できるっていうことなんだ』っていうことを、ずっと思ってて、それを証明したかったのに『いやいや、そういうふうにとるか〜』っていうのはありましたね」と告白。しかしそれを「気にしなかった」と明かした。
そしてボクシングを始めたのは「『男女7人』の頃はまだバラエティー仕様の体で、65キロあってパンパンで、これから本当に役者をしていくには、バラエティーのこの顔と体を1回リセットしないと。本当に役者の中に入っていくには立ち行かないと思って、それが32歳だった」と明かした。
そして「ボクシングのライセンスが33歳までで、1年かけてライセンス取得、肉体も全部変えていこう」と、33歳でライセンスを取り、ドラマでいろいろな役をやらせてもらったと振り返った。
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