カーリング女子世界選手権はカナダが連覇　日本は9位でアメリカ・トルコと五輪最終予選へ

来年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック™出場をかけたカーリングの女子世界選手権（韓国）は23日にカナダがスイスに勝利し連覇で大会が終了した。3位決定戦は中国が韓国を下し、銅メダルを獲得。この結果をふまえミラノ五輪に出場する8チーム（開催国イタリアを含む）が決定した。

五輪出場枠獲得には昨年と今年の世界選手権の順位で与えられる五輪ポイント上位7チームに入る必要があった。昨年、11位の日本は一次リーグを4勝8敗で9位に終わり、五輪ポイントで10位。12月の五輪最終予選に回ることになった。出場権を獲得したのはスイス（世界ランキング1位）、カナダ（同2位）、韓国（同3位）、スウェーデン（同4位）、スコットランド（同7位）、デンマーク（同9位）、中国（同17位）の7チームと開催国のイタリア（同8位）。

そのため日本女子は9月に北海道・稚内で3チーム（SC軽井沢クラブ、フォルティウス、LOCOSOLARE）による日本代表候補決定戦を行う。勝利したチームが12月の最終予選に挑む。最終予選には今大会、日本（同5位）が敗れたアメリカ（同6位）、トルコ（同11位）も出場。残り2枠を巡って厳しい戦いがまだまだ続く。