かぎ針編みによる“かわいいアイテム”の作り方がYouTubeで紹介されました。動画は記事執筆時点で4万2000回再生され、「1番わかりやすい」「かわいくできて大満足です」などと話題になっています。
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「もちだあかり mochida akari」のもちださん。編み物の知識や編み方などを分かりやすく公開しています。以前にも、グラニースクエアをつなげたカーディガンの編み方を紹介して注目を集めました。
今回は、冬の定番アイテムであるフライトキャップの編み方を紹介しています。フライトキャップには耳当てとフロントフラップがついており、耳当ては折り返して上に上げられるのが特徴です。
どんな毛糸を使っても編めるほか、サイズのアレンジも可能。また、鎖編みや長編みなどの編み方は全て動画内で解説しているので、初心者さんでも安心してチャレンジできます。
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使用する道具は、毛糸、ジャンボかぎ針の7ミリまたは8ミリ、ハサミ、とじ針、マーカーです。毛糸は並太の場合、2本の毛糸を一緒に編む「2本どり」という方法で編みます。早速作り方を見てみましょう。
最初は帽子のてっぺん部分であるトップを編みます。なお、今回の作品では立ち上がりの鎖編みを2目にしており、この2目は目の数に数えず編みました。
まずは1段目を編みます。立ち上がりの鎖編みを2回編み、次に長編みを10回繰り返して編みました。真ん中の輪を引き締めたら、長編みの最初の目に引き抜き編みをします。これで1段目ができました。
2段目以降は編み方を変えながら編み進めていき、直径がちょうどよい長さになるところまで編めばトップの出来上がりです。
次はクラウンを編みます。1段目は立ち上がりの鎖編みを2回編み、次に全ての目を長編みで編みます。最初に編んだ長編みに引き抜き編みをしたら、1段目ができました。
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2段目以降は、1段目と同じ編み方で好きな長さになるまで編みます。今回は6段目まで編みました。サイズは横が27センチ、縦が19センチです。
続いて耳当てを編みます。1段目は立ち上がりの鎖編みを2回編み、「長編み2目一度」を編みました。続いて残り2目になるまで長編みを編み、最後の2目で「長編み2目一度」を編みます。これで1段目ができました。
2段目以降は編み方を変えながら8段目まで編み、片方の耳当てができました。反対側の耳当ても同じ方法で作ります。
続いてフロントフラップを編みます。1段目は立ち上がりの鎖編みを2回編み、「長編み2目一度」を編みます。残り2目になるまで長編みを編み、最後の2目で「長編み2目一度」を編みます。これで1段目ができました。
2段目は立ち上がりの鎖編みを2回編み、全ての目に長編みを編みます。これで2段目ができました。同じ編み方で4段目まで編みます。
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そして5段目は1段目と同じ編み方をして、フロントフラップができました。
ここでフロントフラップと耳当てにファーをつけます。どちらのファーも、フロントフラップと耳当てを編むときと同じ編み方です。ファーをつけることで、ボリュームのあるキュートなデザインになりました!
次にふちの部分を編みます。このときにファーの編地と帽子本体の編地を縫い合わせます。まず、立ち上がりの鎖編みを1回編み、全ての目に細編みをしてまわりを1周編んだら、チェーンつなぎをして出来上がりです。
フロントフラップの角の部分を本体と縫い合わせて固定します。毛糸を15〜20センチの長さにカットし、とじ針に通して縫い合わせました。
最後に、耳当てにつけるひもを編みます。まずは鎖編みを35回編み、耳当ての長編みをすくって引き抜き編みをしました。続いて、全ての鎖の裏山の部分に針を入れて引き抜き編みをしたら、最後にひと結びします。これで片方のひもができました。
反対側のひもも同じように編んだら、ついにフライトキャップの完成です! 耳までカバーできるフライトキャップはモフモフでとてもあたたかそう。寒い季節におしゃれと防寒を両立できるのがうれしいですね。
完成したフライトキャップに、コメント欄では「え、可愛すぎます……!!」「とても素敵」といった声が。また、実際に編んでみた人から「一切悩むことなくスムーズに最後まで編めました」「かわいくできて大満足です」「家にある毛糸かき集めました」という声も寄せられています。
もちださんは、この他にもさまざまな編み物をYouTubeチャンネル「もちだあかり mochida akari」やWebサイトで公開中です。なお、一部の作品は無料で編み図をダウンロードできます。
動画提供:YouTubeチャンネル「もちだあかり mochida akari」
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