河内家菊水丸、“余命半年の宣告”を乗り越え…　時計の針先までこだわり、7・28に万博「盆踊り」

　大阪・吹田の万博記念公園「EXPO'70パビリオン」で、特別展『プレイバック1970 大阪万博と昭和レトロ』が、22日に開幕。開幕前日の21日には、河内家菊水丸（62）らがトークで盛り上げた。

【写真】レトロな魅力…1970年万博パビリオンのコスチューム

　1970年万博の55周年を記念した催しで、菊水丸は自身2度目の万博となる「大阪・関西万博」で、河内音頭を披露予定。自分自身の思いというより河内音頭界の悲願」と張り切った。

　7月28日に、舞洲会場の野外ステージ「EXPOアリーナ」で盆踊り大会を行う。菊水丸は、甲状腺がんで余命半年の宣告を受けて12年半と振り返り、歌について、時計の針が（7月）28日を指した時点で最後の1行を記す、とまで決意をにじませた。

　特別展『プレイバック1970 大阪万博と昭和レトロ』は、8月3日まで、当時のユニフォームやデザイン画、昭和の家電などレトログッズが展示される。

　トークにはこのほか、万博グッズコレクターの白井達郎氏、万博マニアの藤井秀雄氏、ネイビーズアフロ（みながわ、はじり）が登場した。