
サンマの資源管理を話し合う国際会議が始まり、漁獲枠を10%削減する方向で議論が行われています。
きょうから大阪で始まった国際会議には、日本や中国、ロシアなど9つの国と地域が参加し、北太平洋でのサンマの資源管理について話し合います。
水産庁によりますと、サンマの資源量が減っていることから参加国全体の漁獲枠を去年から10%減らし、20万2500トンとする案を中心に議論するということです。ただ、各国の実際の水揚げ量はあわせて10万トン前後となっていて、今回、設定される漁獲枠を大きく下回っています。
そのため、新たな枠を設けても各国が実際に漁獲量を減らすかは不透明で、専門家からは実効性に疑問の声もでています。
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