23日まで東京アクアティクスセンターで行われた水泳の日本選手権で、男子高飛び込みとシンクロで2冠を達成した玉井陸斗(18=JSS宝塚)が、7月にシンガポールで開幕する世界選手権での金メダル獲得へ意気込んだ。
24日、都内の味の素ナショナルセンターで行われた日本水連の会見に出席。28年ロサンゼルス五輪(オリンピック)を見据えた世界の大舞台へ、「日本の中では僕が引っ張っていける存在。僕が結果を出しながら、飛び込みの魅力をたくさんの人に知ってもらいたい」と意気込んだ。
シンガポールは、19年のグランプリ(GP)で表彰台に乗っており「いい思い出がある場所」。今後はワールドカップ(W杯)1戦のみ出場し、国内で調整していく予定だ。五輪の翌年の世界選手権ということもあり、強豪の中国代表が若手中心で臨んでくることが見込まれる。パリ五輪では銀メダルを獲得した18歳は、「コーチからも『ここが金メダルの狙い目だぞ』と言われている。プレッシャーも含めて楽しみたい」と、笑顔で語った。
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