森保一監督(左)と遠藤航(右) 日本代表は24日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選 第8節サウジアラビア代表戦に向け、会場の埼玉スタジアム2002で公式会見に臨んだ。
日本は20日に行われたバーレーン代表戦で勝利し、8大会連続8回目のワールドカップ出場権を獲得した。翌21日に行われた会見で森保一監督、キャプテンの遠藤航は改めて「優勝」をワールドカップの目標に設定。グループステージ抽選会のポット分けはFIFAランキングによって割り振られるため、ポイントが大きく反映される残り3試合の公式戦を落とすわけにはいかない。アジア最終予選残り3試合全勝を目指し、リスタートの一戦となる。
森保監督は「W杯出場を決めましたが、ホームでの戦いですし、公式戦も親善試合も関係なく目の前の一戦で勝利を目指して戦うということをやってきました。チームが一丸でアグレッシブにまた新たなチャレンジをしてもらいながら、サポーターの皆さんと喜びを分かち合えるように戦っていきたい」。キャプテンの遠藤航も「また明日の試合から新たなスタートとなります。ホームでできますし、いい準備をしてきている中で勝利を届けられるように頑張っていきたい」とそれぞれ意気込みを語った。バーレーン戦に先発出場した守田英正、上田綺世が負傷のため22日にチームを離脱した。森保監督は「2人以上はコンディションも含めて変えることになる」とコメント。その中で「勝利を目指すという部分は変わらず、結果を求めて戦いたい」と続けた。
アジア最終予選C組は日本がトップを独走する形だが、2位以下は依然として混戦模様。サウジアラビアは出場圏内2位オーストラリアと勝ち点1差の3位に付けている。森保監督は「サウジアラビアはワールドカップにストレートで出られるか、出られないかという土俵際にいるので、強いメンタリティで臨んでくると思います。相手のことを警戒、リスペクトしないといけないですが、我々のホームですし、勝利するために準備してきました」と自信をのぞかせる。遠藤は「戦術云々よりもメンタリティで上回ることが大事」と説く。「サウジアラビアは追い込まれた状況で勝ち点3が欲しい状況だと思います。けど、それ以上にワールドカップ優勝を目指すチームだということを全面に出して戦わないといけない」と話した。
サウジアラビア戦は、埼玉スタジアム2002にて3月25日(火)19時35分キックオフ。テレビ朝日系列が地上波独占生中継(TVerにて同時配信)、DAZNがライブ配信する。
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