初日は３万５５０７円＝読売３３３

　読売新聞グループ本社が創設した新たな株価指数「読売株価指数（読売３３３）」の公表が２４日始まり、初日の終値は前週末比１５５円９０銭安の３万５５０７円７４銭だった。東証プライム市場中心に国内株式市場に上場する３３３銘柄で構成。日本経済の動きを表す指数として存在感を高めたい考えだ。

　東証スタンダード市場の上場銘柄や地方に拠点を構える企業も指数に採用。日経平均株価とは異なり、株価水準の高い「値がさ株」の変動に影響されにくいのが特長という。同社の天野真志執行役員は取材に応じ、「日本企業全体の株価動向をより分かりやすく知る指標になり得るだろう」と語った。