高松宮記念史上3組目の父仔Vへ 16年覇者の仔が豪華3頭出しで偉業達成狙う

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2025年03月24日 20:30  netkeiba

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GI初制覇を目指すトウシンマカオ(24年12月撮影、ユーザー提供:h.さん)
 ビッグアーサー産駒のトウシンマカオ(牡6、美浦・高柳瑞樹厩舎)、カンチェンジュンガ(牡5、栗東・庄野靖志厩舎)、ビッグシーザー(牡5、栗東・西園正都厩舎)の3頭が、高松宮記念(4歳上・GI・中京芝1200m)で史上3組目の父仔制覇に挑む。

 ビッグアーサーは16年の高松宮記念の覇者。デビューは3歳4月と遅く、5歳時の高松宮記念が重賞初制覇だった。一方、今回の3頭は既に重賞勝ちの実績がある。中でもエース格はトウシンマカオだ。昨年のセントウルSなど重賞を4勝。昨秋にはスプリンターズSでも2着に健闘した。過去2回の高松宮記念はともに道悪に泣いて15着、6着だが、良馬場が叶えば好勝負になっていい。

 他の2頭も十分にチャンスがある。カンチェンジュンガは前走の阪急杯で重賞初制覇。展開次第のところはあるが、外差しが決まる馬場になれば出番があるか。武豊騎手の手綱も魅力だ。もう1頭のビッグシーザーはオパールS、京阪杯と2連勝中。今回は休み明けとなるが、得意の時計勝負になれば上位争いになっていいだろう。

 これまでに高松宮記念の父仔制覇は00年キングヘイロー&09年ローレルゲレイロ、13年ロードカナロア&21年ダノンスマッシュの僅か2回しかない。曾祖父サクラユタカオー、祖父サクラバクシンオー、父ビッグアーサーに続く父系4代GI制覇との“ダブル偉業達成”を期待したい。

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