粗品、ヒカキンに再び苦言「お前のやってる仕事で何が命削ってるやねん、どアホ」金の価値観巡り

お笑いコンビ、霜降り明星の粗品（32）が24日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。定番企画「1人賛否」内でユーチューバーのヒカキン（35）にツッコミを入れた。

ヒカキンは自身のYouTubeチャンネルを通じて、自身に寄せられる金をめぐるコメントに反論。「めっちゃ書かれるの、コメントで。“ヒカキンにとっての1億なんて俺の1万円くらいとしか思ってないんだ”」などのコメントに対し、「俺にとっての1億の方がもっと重い。どんだけ稼ぐのにきつかったか。命削ってるっつ〜の！」と語っていた。

粗品はヒカキンをめぐる一連の流れを説明。その上で「『俺にとっての1億円の方がもっと重い』って、そらそうやで。分かるでヒカキン。お前は何も間違ったこと言ってない。お前はいつも正しいよ」と言った直後に決めゼリフの「ただぁ！」を発射。「ほな、なんでM−1優勝直後の令和ロマンに1500万円相当のプレゼントできるん？」と大声でまくし立てた。

続けて「筋通ってないか、お前の中での金の価値が軽いか、芸人にリスペクトがないか、どっちかやろ」と主張。その上で「M−1グランプリというお笑い最高峰の大会の分かりやすい優勝の対価、賞金1000万円。これをポーンと1500万円相当のロレックスプレゼント、ワインがどうとかやっていた。それはもうさ、お前の中での1500万円の価値が軽いから、そんなことが平気でできる。もしくはその1500万円もエグい1500万円やねんってお前が思ってるんやとしたら、頭おかしいよ」と指摘。「じゃあ、なんで初対面の令和ロマンにそれができるの？　頭おかしいし、芸人にリスペクトないよ。どういう意味？　嫌な社長やん、それ。芸人が一番嫌いやで」と語った。

そして「でまぁ、このヒカキンがね、自分で言い出したこの相手と比べるという手法であえてしゃべらしていただきますが、はっきり言うとくぞ。お前とお前のリスナー間の金の価値の主張は知らんけどやな、お前より芸人の金の価値の方が重いからな。お前のやってる仕事で何が命削ってるやねん、どアホって、ちょっと思っちゃいますね。そんな比べていいんやったら」と本音をちらつかせた。

さらに「いやだから、みんな平等でいいのにって僕は思いますけど。そんなに人にマウント取りたいんやったら、金の価値で。それやったら、はっきり言うけど、それは芸人の方が偉いよ。だってお前ユーチューバーやもん」と語り、締めくくった。

ヒカキンは令和ロマンが史上初の「M−1」連覇達成後に動画で共演。令和ロマンの2人がヒカキンの豪邸を訪問した際、約500万円の超高級腕時計のロレックスが2本プレゼントされた。また、1本500万円の高級ワインであるロマネ・コンティも開けて話題となっていた。粗品はニッポン放送「霜降り明星のオールナイトニッポン」（金曜深夜1時）でも同件について苦言を呈していた。

同企画は「最近のSNSニュース斬った」のタイトルで、粗品自身の意見ではなく、あくまで「コント」だと前置きした上で最新のニュースについてツッコミを入れていく。