
【写真】WEST.・濱田崇裕、艶めく大人の彫刻ボディ 「anan」SPエディションでソロ初表紙
1993年に「転球劇場」を旗揚げし、俳優でありながら劇作家・演出家としても活躍する福田転球脚本、92年に「HIGHLEG JESUS」を結成し2002年の解散まで全作品の作・演出を手掛け、ストレートプレイからミュージカルまで垣根なくエンターテイメントな舞台を生み出し続けている河原雅彦演出、濱田崇裕(WEST.)主演で2016年に初演された『歌喜劇/市場三郎〜温泉宿の恋』。
河原からの指名で、福田が脚本を書きおろし上演された本作品は、「歌喜劇」というアカペラの歌唱に心情や情景をのせて物語を紡ぐ、福田転球が自身のユニットで創り上げたオリジナルジャンルに、河原の演出が加わり、人情味あふれるエンターテイメントとして多くの観客を魅了した。
2018年には観客の熱い声を受け、続編となる『歌喜劇/市場三郎〜グアムの恋』を上演。舞台セットや小道具を究極に排した舞台上で、日本人に親しみのある言葉やメロディー、子どもでも理解できるまっすぐな歌詞を、即興かつ自由に感じたままにアカペラで出演者が歌い出す歌喜劇は、再び観客を唯一無二の世界に引き込み、惜しまれながらも閉幕した。
あれから7年の時を経て、福田転球×河原雅彦×濱田崇裕の3人による好評を博した「市場三郎」シリーズが、再び劇場に帰ってくる。2018年の上演の際に、3回目もやりたいと話していた3人の願いがついに実現する。温泉宿、グアム…と行く先々で実らぬ恋を経験してきた三郎。今度の舞台は冥土? 三郎はどんな女性と出会い、どんな恋に落ちていくのか。そして今度こそ、三郎の恋は実るのか?
主演の濱田は、福田が愛情たっぷりに濱田にあて書きした、天然で頑張っても空回り、だけど困った人を見過ごせない情に厚くまじめな男・市場三郎を7年ぶりに演じる。
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濱田は「この作品はミュージカルではなく歌喜劇というジャンルで、アカペラで歌い、お話は僕の大好きなクスッと笑えるようなくだらないこともたくさんやります。ぜひ皆さんに気軽に楽しんでいただきたいです。劇場でお待ちしてます」とコメントしている。
舞台『歌喜劇/〜蘇る市場三郎 冥土の恋〜』は、東京・東京グローブ座にて6月30日〜7月27日、京都・京都劇場にて8月1〜10日上演。
福田、河原、濱田のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■脚本・福田転球
初演が温泉宿の恋2016年。第二弾グアムの恋が2018年。7年振りに帰って来ました「市場三郎」。今回も脚本を担当させていただきます。濱田崇裕演じる市場三郎が寅さんのようにシリーズ化したらいいなあと思っていたので第三弾が出来るなんて夢のようです。この市場三郎シリーズは‘歌喜劇’と謳っております故、歌う喜劇です。したがって歌いますよ。とにかくミュージカル並に歌いますよ。役者の興が乗ったら歌いますよ。全てアカペラで歌いますよ。で、このシリーズは旅先で恋をするのがお決まりです。まさに寅さんです。さあ今度こそ三郎の恋が成就するのか? ファンタジー感満載、歌って踊って大立回りの大暴れ! 少し頼もしくなった不死身の男、市場三郎に出会えるはず。
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■演出・河原雅彦
気がつけば三郎に7年も会っていないなんて。。。
唯一無二のアカペラ人情歌喜劇がとうとう帰ってくる! しかも新たな恋の舞台は、現世を超えてまさかの地獄巡り!! 新たなヒロインを迎え、あれから7歳老けたいつものメンバーでいつも以上に体にムチ打ち賑やかにお送りいたします。どうぞお楽しみに。
■主演・濱田崇裕
舞台『歌喜劇/〜蘇る市場三郎 冥土の恋〜』。3作目となりますがこれまでの公演を観てくださった方も、初めてご覧になる方も、しっかり楽しんでいただけるコメディです。この作品はミュージカルではなく歌喜劇というジャンルで、アカペラで歌い、お話は僕の大好きなクスッと笑えるようなくだらないこともたくさんやります。ぜひ皆さんに気軽に楽しんでいただきたいです。劇場でお待ちしてます。