近鉄、鶴橋駅2番線に昇降ロープ式ホームドア設置 - 3/30使用開始へ

近畿日本鉄道は24日、鶴橋駅2番線の昇降ロープ式ホームドアを3月30日から使用開始すると発表した。今後、鶴橋駅の1・3・4番線もホームドア設置工事を順次実施し、2026年3月までの完成をめざすとしている。


同社の鶴橋駅は2面4線を有し、奈良線・大阪線の列車が停車。大阪上本町駅の地上ホームを発着する列車は鶴橋駅の2番線(近鉄名古屋方面)・4番線(大阪上本町方面)、大阪難波駅および大阪上本町駅の地下ホームに停車する列車は鶴橋駅の1番線(おもに近鉄奈良方面)・3番線(大阪難波方面)を使用する。1・2番線と3・4番線でそれぞれ同一ホーム乗換えもできる。

鶴橋駅2番線の昇降ロープ式ホームドアは2023年7月から設置工事を開始し、2024年5月から同ホームの一部で先行設置していた。全両分(8両編成分)の昇降ロープ式ホームドアの設置が完了したことを受け、3月30日の初列車から使用開始することとなった。


今後、鶴橋駅の1・3・4番線でもホームドア設置工事を実施。3番線は2025年8月、1番線は2026年1月、4番線は2026年3月の使用開始を予定している。なお、1・2番線は昇降ロープ式ホームドア、3・4番線は大開口ホーム柵を設置し、大開口ホーム柵は「多様な扉枚数に対応できるようホーム端からセットバックして設置」するとのこと。（MN 鉄道ニュース編集部）