このチャートは、J-WAVE全番組のオンエア回数、Billboard JAPAN協力の各音楽ストリーミングサービス、ダウンロード、動画再生回数、CDセールス、SNSのデータをポイント計算。番組では世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは3月23日（日）付のチャートを紹介！
10位：j-hope & Miguel『Sweet Dreams』
先週初登場35位から25ポイントアップでトップ10圏内に。現在、地元の韓国・ソウルを皮切りにアメリカ、日本、フィリピン、シンガポール、インドネシア、タイ、マカオ、台湾などを回る初の単独ワールドツアーを開催しているj-hope。日本では4月19日（土）、20日（日）にさいたまスーパーアリーナ、5月31日（土）、6月1日（日）に京セラドーム大阪にて計4公演を実施する。j-hopeの来日はおよそ2年半ぶり。9位：Natsudaidai『Tasting!』
エントリー3週目、先週6位から3ポイントダウンして9位に。4月にリリース予定の最新EP『CHEW』からの1曲で、EPのリリース後、4月19日（土）には下北沢ADRIFTにてリリースパーティを予定している。その前にNatsudaidaiのライブをラジオで聴くチャンスが。3月25日（火）に13時30分から放送のJ-WAVE『PEOPLE'S ROASTERY』のなかでスタジオライブを披露。出演は15時20分ごろ。ちなみに、同番組では3月24日（月）から27日（木）まで毎日スタジオライブを実施。Natsudaidaiのほかに山本大斗、AAAMYYY、紫 今が出演する。8位：Vulfpeck『In Real Life』
先週47位から39ポイントアップで8位に。Vulfpeckは今年の「FUJI ROCK FESTIVAL」のヘッドライナーを務める。番組ではリスナーがアーティストに関するクイズに答える「逆電バスター」を実施。Vulfpeckのギタリスト・Cory Wongといえば、リズムを刻むカッティングの達人として有名。2024年に『TOKIO HOT 100』でインタビューをした際に「ギターを始めた当初は激しいギターを弾いていた」と発言していたが、問題は「Coryがギターを始めたころ、よく弾いていたバンドとは？」というもので、正解は「Metallica」。Coryがギターを持ち始めたときに最初に覚えたのはMetallicaで「感情表現が激しい音楽が入り口だった」と語っていた。その後、R&Bやジャズを覚えて最終的にいまのかたちに落ち着いたという。7位：サザンオールスターズ『夢の宇宙旅行』
先週から52ポイントの特大ジャンプアップで今週、最も大きく順位を上げた「Hot Popper」曲に。3月19日（水）にリリースされた、およそ10年ぶりの最新アルバム『THANK YOU SO MUCH』の収録曲だ。1988年10月9日付『TOKIO HOT 100』最初の100曲チャートで『みんなのうた』が19位にランクインして以来、『夢の宇宙旅行』が通算52曲目のエントリーとなった。J-WAVE『RADIO DONUTS』のナビゲーター・渡辺 祐がサザンの音楽について「時代ごとの状況や気分が、いつもアルバムのなかに必ず刻印されている」と語っていたが『夢の宇宙旅行』の歌詞でも、いまの時代を切り取ったメッセージが含まれている。6位：Doechii『Anxiety』
Gotyeの大ヒット『Somebody That I Used To Know』をサンプリングした同曲が先週19位初登場から13ポイントアップで一気にトップ10入りを果たした。今年のグラミー賞で新人賞を含む3部門にノミネートされ、最優秀ラップアルバム部門で初受賞をしたDoechii。いま最も勢いのあるラッパーのひとりだが、5年前にSNSに投稿した動画が話題を呼んでいる。当時、レーベル契約がなく、まったく別の仕事をしながら自主制作で曲をリリースしていたDoechii。動画では落ち込んだ表情でポテトチップスを“やけ食い”しながら「今日、仕事をクビになった。明日はスタジオを何軒か回って、インターンの仕事がないか訊いてみるつもり。私にはもう失うものがなにもないわ。でもとにかくやってみるわ」と語っている。『Anxiety』が制作されたのもちょうどこのころで、不安で押しつぶされそうな曲を『Somebody That I Used To Know』のトラックにのせてラップ。それがいまになって再び注目を浴び、TikTokで大流行。あらためてレコーディングをやり直してリリースされることになった。5位：XG『IS THIS LOVE』
先週9位から4ポイントアップで5位に。2022年3月18日にシングル『Tippy Toes』でデビューしたXGも3周年を迎え、これを記念した限定アイテムが発売中だ。フレグランスディフューザーキットやTシャツをはじめとするアパレルなど、気になるアイテムが多数あるが、特に目を引くのがインセンスチャンバー。UFOの形をした台座の上で遠吠えするオオカミがモチーフになっている。通常版とシルバーメッキを施した限定版の2種類があり、どちらも50個限定。すでにシルバーメッキ版はソールドアウトしている。4位：サカナクション『怪獣』
引き続きオンエア好調なものの、上位3曲に一歩及ばず、3ポイントダウンで4位に。「怪獣」といえば人気なのが『ウルトラマン』の怪獣シリーズ。ただいま『ウルトラマン』の怪獣たちをテーマにしたグッズが当たる一番くじ「ウルトラマンシリーズ 怪獣超大全」がオンラインで発売中。細部まで造形、色にこだわって制作されたフィギュアをはじめ、アクリルスタンドにマグネット、怪獣のシルエットがあしらわれた湯のみなど、怪獣好きにはたまらないアイテムが勢ぞろいしている。サカナクションが開催中の全国ホールツアーはほぼ折り返し地点。次回は4月5日（土）の神戸公演。7月3日（木）、4日（金）の東京ガーデンシアター公演がファイナルとなる。3位：HAIM『Relationships』
HAIM『Relationships』が、今週のチャートで100曲中、最も高いポジションに初登場した「High Power Debut」曲。アメリカ・ロサンゼルスの三姉妹バンド・HAIM。現在制作中の通算4枚目となる最新アルバムからの1曲だ。「別れるべきだとわかっているのに別れられない、恋愛なんてうんざりと思っていてもまた誰かと付き合っちゃう」といった複雑な感情を歌っている。HAIMはこの夏、12年ぶりに「FUJI ROCK FESTIVAL」に出演する。2位：JENNIE & Dua Lipa『Handlebars』
BLACKPINKのJENNIEがリリースした1stソロアルバム『Ruby』から、この日3曲目のチャートイン。大量のオンエアポイントをゲットして、先週初登場16位から一気に2位にまで上がってきた。『Ruby』のリリースを記念して、原宿・ハラカドの施設内にポップアップCDストアが期間限定でオープン。ここでは限定デザインのアルバムが買えるほか、『Ruby』の世界観を表現した特大ビジュアルが複数飾られており、フォトスポットとして楽しめる空間になっている。こちらは3月26日（水）までオープンとのこと。1位：藤井 風『真っ白』
エントリー3週目、先週2位から1ポイントアップで首位を獲得。2022年リリースの『grace』以降のシングルすべて6曲連続、通算8曲目のナンバーワンとなった。藤井は7月にヨーロッパツアーの開催が決定。これまでに発表されたデンマーク「Roskilde Festival」、オランダ「NN North Sea Jazz Festival」とふたつのフェスへの出演に加え、ドイツ、イギリス、フランスでそれぞれ単独公演が追加発表。今後、さらなる追加発表もあるという。さらにヨーロッパツアーのあと、アメリカ・シカゴで毎年開催されている人気フェス「Lollapalooza」への出演も発表。Olivia Rodrigo、Tyler, The Creator、Sabrina Carpenter、A$AP Rockyらが出演し、TWICEがヘッドライナーを務める同フェスには、日本から藤井とおとぼけビ〜バ〜が出演する。1位：藤井 風『真っ白』
2位：JENNIE & Dua Lipa『Handlebars』
3位：HAIM『Relationships』
4位：サカナクション『怪獣』
5位：XG『IS THIS LOVE』
6位：Doechii『Anxiety』
7位：サザンオールスターズ『夢の宇宙旅行』
8位：Vulfpeck『In Real Life』
9位：Natsudaidai『Tasting!』
10位：j-hope & Miguel『Sweet Dreams』
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
番組情報
SAISON CARD TOKIO HOT 100
毎週日曜
13:00-16:54
クリス・ペプラー
オフィシャルサイト
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