画像提供:マイナビニュースIBJは、同社サービスを利用する婚活男女4,879名を対象に婚活アプリ・マッチングアプリに関するアンケート調査を実施した。現在、4人に1人がマッチングアプリを通じて結婚していると言われている(※)。そんな中、婚活男女は婚活アプリ・マッングアプリに対してどのような価値観を持っているのだろうか。
※出展:こども家庭庁「ウェブアンケート調査結果」データはこちら
○7割弱が婚活アプリ・マッチングアプリの利用経験あり
婚活中の男女に婚活アプリ・マッチングアプリの利用経験を聞いたところ、67.1%が利用したことがあると回答した。
結婚相談所や婚活パーティー、合コンなどさまざまな婚活方法がある中で、婚活アプリ・マッチングアプリは今や主要な選択肢の一つとなっていることがわかる。
○96%が結婚を意識して婚活アプリ・マッチングアプリで活動
婚活アプリ・マッチングアプリの利用目的を聞いたところ、「婚活」「恋活(結婚を考えている)」と結婚を視野に入れて活動していると回答した人が95.7%であった。かつては気軽な出会いの場として見られることもあったが、現在では真剣に結婚を意識して利用する方が大多数を占めていることが明らかになった。
現在利用している婚活アプリ・マッチングアプリの数は、1つのみが57.8%、2つ以上が42.2%と単独利用派が15.6ポイント高い結果となった。男女別に見ると、「1つ」の回答が男性55.8%、女性61.0%と女性のほうが5.2ポイント高い傾向にある。
真剣に活動をしているからこそ、出会いが見つかればよいという考え方ではなく、自分に合う人と出会えそうなアプリに絞って活動をしている方が多いのかもしれない。
○アプリ選びのポイントは会員の真剣度・数・年齢層
婚活アプリ・マッチングアプリを選ぶときに重視しているポイントは、1位「会員の真剣度(1,946人)」、2位「会員数の多さ(1,853人)」、3位「会員の年齢層(1,706人)」がトップ3となった。これは、利用者がアプリ自体の機能や使いやすさよりも、出会える相手の質を最も重視していることを示している。
また、昨今増えているロマンス詐欺などのニュースの影響もあってか、「安全性、セキュリティ(1,264人)」が5位に入っている。
○86%が婚活アプリ・マッチングアプリの利用を友人に話せると回答
婚活アプリ・マッチングアプリの利用を友人や知人に話せるかを聞いたところ、86.0%が「話せる」「人によっては話せる」と回答した。男女別で見ると、男性82.8%、女性91.3%と女性のほうが8.5ポイント高い結果となった。
背景には、「一緒に婚活を頑張っている友人がいる(30代女性)」「アプリで出会って結婚している友人も多い(20代女性)」といった意見があり、女性の方が婚活アプリの利用をポジティブに受け止めている傾向がうかがえる。
婚活中の男女のうち7割弱が婚活アプリ・マッチングアプリの利用経験があると回答しており、その利用経験者の96%が結婚を意識して活動していることがわかった。
また、婚活アプリ・マッチングアプリの利用形態については単独利用派が6割、複数利用派が4割と単独利用が主流であり、アプリ選びの際には「会員の真剣度」「会員数の多さ」「会員の年齢層」といった相手に関する項目が重視されている。
さらに、86%が婚活アプリ・マッチングアプリの利用を友人に話すことができると回答しており、利用に対する抵抗感の低さもうかがえる結果となった。
○【データついて】
調査方法:オンライン調査
調査対象:IBJサービス利用ユーザー 4,879人(男性3,012人、女性1,867人)
調査期間:2025年3月3日(月)〜2025年3月17日(月)
※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合がある。
※複数回答における割合については、回答者数に対する割合を表示しているため構成比合計が100%を超えている()