B1仙台89ERSは25日、双方合意の上で落合嘉郎ヘッドコーチ(HC=42)との契約を解除したと発表した。
今季はここまで8勝36敗、東地区最下位と低迷。
志村雄彦社長(42)は仙台市内で会見を開き契約解除の理由について「クラブ創設20周年のシーズンにチームの指揮を託し、クラブカルチャーである「GRIND」を継承したチーム作りとBプレミア初年度優勝という目標に向けて、勝負にこだわり、結果にこだわる采配をお願いしてきました。しかし、シーズン序盤から接戦を勝ちきれず、連敗が長引いている現状を受け、今回の契約解除になりました」と説明した。
次戦26日の宇都宮戦からは、今季アシスタントコーチを務めていたイゴア・ジャレティッチ氏(53)が新HCとして指揮を執る。
新体制で挑む、残りの16試合へ、志村社長は「今シーズン勝ちを届けられなくて本当に申し訳ない。とはいえ我々は勝ちを諦めたわけではない。2年後の優勝を諦めたわけではない。そこに向かって必ず前に進む姿をお見せするという事をお約束します」とブースターへの思いを胸に、粘り強く戦い抜くことを誓った。
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今シーズンはチームを去ることとなった落合HCはクラブを通し「HCとして選手たちの力を最大限に発揮させ、期待されている勝利をみなさまに届けられなかったことに責任を感じています。皆さまがどんな時でも励ましや、温かい言葉をかけてくださったことは私にとって大きな支えでした」とコメントした。
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