
前回からの続き。私は息子のタケが勉強しないことに悩んでいました。ある日、私の注意に対して息子が「お母さんだってダイエットが長続きしないじゃん」と言ったことでダイエット魂に火がつきました。タケと夫に協力してもらいながら、ダイエットは進みました。最初はツラかったです。でもそれがルーティンになっていくと楽しくなってきました。「我慢させられている」から「結果のために必要なこと」と気持ちが前向きになっていったのです。結果が目に見えてあらわれるから、苦しくない。これって勉強も一緒ですよね。



もともとが太り過ぎていたためか、体重はするすると落ちていったのです。それに毎日地道に頑張っていると、いつの間にか動くことが楽しくなっていったのです。痩せたことによって身体が軽くなり、活動的になったことでさらにダイエットがはかどりました。


タケは「毎日の努力の積み重ねで綺麗になる。勉強だって努力の積み重ね……だね」と、言ってくれました。タケにコツコツ努力する姿を見せられたことで、タケに心境の変化をもたらしたのかもしれません。もちろん息抜きも大切です。日曜日は宿題をしないなど適度に息抜きすることも長く継続していく秘訣だと話しました。


私の姿勢が刺激になって、タケもようやくやる気を出したようです。目に見えて人が変わっていくと、羨ましさと「自分も頑張らないと!」という気持ちになりますよね。私の行動と結果が、タケにやる気を与えたと思っています。私自身は痩せられてさらに健康になり、タケは勉強をやるように。まさに一石二鳥でした。
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原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・高橋ビッキー 編集・横内みか