《サイズダウンの恐ろしさをどうか分かって欲しい。拒食症のお話です》
3月24日までに更新したインスタグラムで、こう書き出したのは遠野なぎこ(45)。
10代のころから人気子役として活躍し、90年代のヒットドラマ『未成年』(TBS系)やヒロイン役を演じたNHK連続テレビ小説『すずらん』など数々の話題作に出演してきた。しかし15歳から摂食障害に苦しんできたことを公表しており、これまでもブログなどを通じてその辛さを発信してきた。
「遠野さんは摂食障害のほか、幼少期に母親から虐待や育児放棄をされてきたことや強迫性障害を患っていることも公表しています。メディアのインタビューでは摂食障害になったきっかけを、母親からの勧めだったと明かしていました。“吐けば太らない”と言われ、吐きやすい食材や吐く方法を教えてもらったといいます。現在も病と向き合いながら、同じ症状に苦しめられている人に向けて発信を続けています」(WEBメディア記者)
今回のポストでは、自らの体に起きた“リアルな症状”を詳細に共有している。
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遠野は《勿論きちんと理解しながらも、サイズアップ出来ない方々も多くいらっしゃるとは思います。そういう病気でもあると思うから。私もその中の1人ですし。まだ完治はしていません、30年闘っています》とし、《でも、だからこそ1秒でも早くこの苦しさをお伝えしたいのです》と前置き。
《現状言える範囲ではありますが…》としつつ、《先ず、筋肉が衰えます。起き上がる事が困難になります、とても時間がかかります》と告白。次に《抜け毛も酷く、私の場合は短期間で急に脱毛症になってしまいました。(⇦今は改善しております)》と明かし、《そして、耳が遠くなります》と続けた。
テレビやYouTubeを視聴する際の音量が大きくなったといい、《さすがに異変に気づきクリニックに相談に行きました。(やはりサイズダウンすると、そういう事があると言われました)》と医師の説明を受けたという。
さらに遠野の苦痛は他の部位にも及んだといい、《先日もお伝えした脚の激痛…こんな痛みは私以外誰にも経験して欲しくありません》と主張。遠野は今月19日に《もう5〜6年前からかな…膝下からつま先、足裏の激痛に悩まされています》と明かしており、その辛さを《正座して痺れた脚に、剣山でザクザク刺されている感覚。そして、浮腫と悪寒》と表現していた。
そんな遠野はポストの最後を、こう締めくくっている。
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《痩せ=美しさではありません。絶対に。世の中でいう“ダイエット”も健康に害さえなければ無理に行うものではないと私は思っています。どうか、どうか今のうちに踏みとどまって下さる方がお一人でもいらしたら私は幸せです》
遠野の赤裸々な経験談に、コメント欄では彼女に寄り添う声が。同じ経験をしたユーザーからは、共感する声も書き込まれている。
《なぎちゃん、お話してくれてありがとう。自分もつらいのに…》
《なぎちゃんおはようございます。話してくれてありがとう。痛さや辛さはご本人しか分からないと思います‥今は、その痛みが少しでも楽になる様に祈ってます》
《なぎちゃん、私の知らなかった話を教えてくれてありがとう。食べられない以外に、体の色んな所に困難な症状が現れるんだね なぎちゃん、よく頑張ってきたね》
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