「お客さんしんどいんじゃないかなと」麒麟・川島明 単独ライブの“最前列ど真ん中”をあえて空席にしたワケ

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2025年03月25日 19:20  web女性自身

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3月22日、麒麟の川島明(46)がパーソナリティを務めるラジオ番組『川島明 そもそもの話』(TOKYO FM)で、自身の単独トークライブの裏話を明かした。



この日のゲストは2024年の『キングオブコント』の王者・ラブレターズの溜口佑太朗(40)と塚本直毅(40)。川島は「後輩なんですけど、事務所は違うんですけど、私が本当に愛して止まないコント師」と二人を紹介した。



川島は2011年の『キングオブコント』で初めてラブレターズの「西岡中学校」(卒業式で学生がラップ調の校歌を歌う設定のコント)のネタを見て、「めっちゃ好きやな、この子ら」と感じて以来、ずっと気になる存在だったのだという。



さらに、ラブレターズが2016年の『キングオブコント』で披露した「野球拳」(野球拳を替え歌にしてコント仕立てにしたネタ)について、「伝説のメガヒットシングル(笑)。あれを見たときにさらに進化したシステムで笑いをとる姿勢に惚れた」と絶賛。その後、「ただただ『あれおもろかったよ』と言いたいがため」に、自身のイベントに溜口を呼んだという。



溜口はそのときのことを「いや、ビックリしました、あのときは。急に。怖いですよ、その近づき方が。全く接点ない麒麟の川島さんから、『イベント呼ばれました』って言われて、事務所みんなビックリして」と回想していた。



その後、川島は2024年1月に開催した「話展〜ここ10年の話〜」というトークライブでも二人をゲストに呼んでいる。川島は「一人で2時間ぐらい喋るという、そういうライブをやったんですけど。そこに、唯一ゲストで来たのがラブレターズで。何やっても良いって言われたから(笑)」と説明。



続けて、「トークだけで2時間っていうのも、ちょっとお客さんしんどいんじゃないかなと。そこで僕のピンネタやっても、さらにしんどいんじゃないかな。濃くなるから、なんかさ」と、ラブレターズを呼んだ理由を明かした。



すると塚本は、「しかも、シークレットゲストとして我々呼んでいただいていたから、お客さんも全然知らない状態で。(川島が)『実は、僕が大好きなゲスト呼んでます』って、お客さんもザワザワってなって。『誰?誰?』ってなって、『ラブレターズです』で、(お客さんが)『わぁ……』っていう(笑)」と、川島のファンに落胆された当時の状況を振り返った。



川島は「そうそう、『知ってるけど、どんな関係性?』みたいな。それで僕がもうとにかく見たい『西岡中学校』のネタをやってもらって、僕が客席の一番前で見るというね。一番前のど真ん中の席をチケット売らず」と、自分が座ってコントを見るために最前列の一席をあえて販売しなかったと告白。



ラブレターズはネタだけを披露し、舞台で川島とトークする時間なども用意されていなかったそうで、川島は「暗転してまた川島が立って。ほんでまた30分ぐらいしゃべって、『実はもう一本見てもらいたい野球拳のコントがあるんですけど、どうですか?お客さん』って言って。もう一回だけラブレターズ出てきて、また『野球拳』のネタやるっていう。トーク→ラブレターズ→トーク→ラブレターズ→トークという構成(笑)」だったと笑いながら語った。



その後、同年10月の『キングオブコント』でラブレターズは優勝。川島のもとにはライブに来たファンから驚きの声が多数届いたそうだ。それを聞いてラブレターズの二人は喜んでいたが、川島は「俺は『2曲続けて聴いてください』っていう気持ちだけやったから(笑)」と謙遜していた。



現在、朝のバラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)でMCを務め、多くの芸人が出演する現場を仕切っている川島。お笑いにおける川島の“慧眼”こそが番組の好調を支えているのかもしれない。

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