自宅に4.4メートルもの巨大な池を自作した方のお宅を訪問する様子が、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で、5万回再生されています。
動画を投稿したのは、映像クリエイター系アクアリウムYouTuberのリックアッガイさん。自身のYouTubeチャンネル「【BOWZ】リックアッガイ Rick Agguy RA aquarium」にはアジアアロワナと錦鯉に関する、さまざまな動画を投稿しています。
今回は千葉県某所で横幅が4.4メートルもある、巨大な自作の池でアロワナを飼育している「kaminoko」さんのお宅を訪問。池やアロワナを見せてもらいつつ、さまざまな質問に答えてもらうようです。
●4.4メートルの自作池があるお宅を訪問
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kaminokoさん宅の池は横幅4.4メートル、奥行と水深が1メートルという巨大なもの。水の量は水槽だけで4.4トン、ろ過槽を合わせると5トン弱ほどあるそうです。
池の中にはアロワナが12匹泳いでいて、そのうちの2匹はペアになっているとのこと。子どもが生まれたらうれしいけれど、その辺りはアロワナ任せ。ペアになってからエサを食べたり食べなかったりと「なんでだろう」と思うことが多いけれど、それもまた楽しいのだといいます。
kaminokoさん宅の池は横からはもちろん、上からもアロワナを観察できる特別仕様になっています。なお他の10匹とペアを仕切る、仕切り板も自作したそうですよ。
●ろ過の仕組み
水槽を悠々と泳ぐ巨大なアロワナを眺めつつ、池の水がとてもキレイなことに驚くリックさん。kaminokoさんによると、ろ過装置は池の横と床下に設けており、吸い上げた水は池の上に設置されたろ過槽を通り、反対側から落ちる形になっているのだそうです。リックさんはこの仕組みを、「理想的なろ過」だと話します。
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というのも、水のろ過は“面積で稼ぐ”ところがあるのだとか。水が流れる距離が長ければ長いほど汚れが少しずつ沈殿し、キレイな上澄みの水が水槽の中に流れ込むため、この池のろ過は理想的なものといえるのだそうです。
●池の温度管理やエサやり
実はアロワナの池があるこの場所は家の中ではなく、家の外なのだそうです。駐車場1台分のスペースに友人と一緒に小屋を作ってから、アクアリウム系YouTuberのアロキングさんと一緒に池を手作りしたのだとか。
池の水温は26度で飼育しており、冬場はストーブを使って部屋の温度を上げ、夏場は扇風機を使いつつ屋根に日除けを付けることで高温対策をしているそうです。また2025年はさらなる寒さ対策のため、池の上にフタを設置してみる予定なのだとか。
エサは今のところ、ミルワームとデュビア(ゴキブリ)を与えているとのこと。ただ最近は試しに、冷凍アジと夏場に捕まえた冷凍ザリガニも与えているそうです。
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ここで池に流れ込む水を見せてくれましたが、池の大きさに対して、流れ込む水の量がかなり少ないようです。kaminokoさん自身も「数式だと全然足りていない」と思っているそうですが、池の水は透明度が高く、全く汚れているように見えません。
kaminokoさんは水槽の大きさや管理の方法は人それぞれだけど、水はその人の「管理力」次第で変わるのではないかと考えているとのこと。驚くことに、この巨大な池は週に1回フンを取って足し水をしているだけで、水替えはしていないそうです。
またpHのチェックもしていないとのこと。水質が悪くなれば魚がケンカをはじめたり、エサの食いが落ちたりするため、そういった面で判断しているのだとか。
ここでいったん、エサやりをするところを見せてもらうことに。エサをあげてみると、アロワナたちは爆発音を立てながらエサに食いつく、迫力満点な姿を見せてくれました。
●アロワナや水について語る
大型魚に関する業界の衰退を感じていて、もっとアロワナを飼育する人が増えてほしいと語るkaminoko
さん。
それぞれのアロワナの思い出を語りつつ、リックさんは「この池を管理している上で、一番大変なことは何か」と聞いてみることに。するとkaminokoさんは「ない」と即答。アロワナの体調を見つつ、ろ過槽に溜まっているヘドロを抜くことはあるそうですが、これまでコケが生えたこともないそうです。すごすぎる。
水が好きで、実は魚を飼っているようで水を飼っている感覚でいるというkaminokoさんとリックさん。アロワナ好きで水マニアな2人の話を聞いていたら、アロワナや水の管理に興味が沸いてきた……そんな方もいるのではないでしょうか?
●「すごい!」「池も泳いでるアロワナも圧巻」の声
動画には「すごい!」「本当、池も泳いでるアロワナも圧巻ですよねー!! とても素敵な動画ありがとうございます」「PHの話は私もそうなので気にしなくても魚は元気よく生きますから特に気にしませんね。どこかの店の方も匂いで水の良し悪しを判断するってことで納得して、私も匂いで水の良し悪しがわかるようになりましたね」といったコメントが寄せられていました。
リックさんの活動はYouTubeチャンネル「【BOWZ】リックアッガイ Rick Agguy RA aquarium」のほか、X(旧Twitter/@uutak1)やInstagramでも公開されています。
画像提供:YouTubeチャンネル「【BOWZ】リックアッガイ Rick Agguy RA aquarium」
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物議のストリートピアノ撤去完了(写真:ORICON NEWS)118
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