
目黒蓮主演の映画『トリリオンゲーム』が2月14日に公開され、約1か月が経過。観客動員数は大台である100万人をすでに突破している。
「同作品は2023年7月期にTBS系で放送されたドラマ『トリリオンゲーム』の劇場版で、原作は『第69回小学館漫画賞』を受賞した話題作です。出演陣は目黒さんを筆頭に佐野勇斗さん、今田美桜さん、福本莉子さん、國村隼さんと超豪華。目黒さん演じるワガママで人たらしなハルと、佐野さん演じる気弱なすご腕エンジニアのガクがタッグを組み、時価総額1兆円の企業立ち上げを目指す様子をテンポよく描いたサクセスストーリーです」(テレビ誌ライター)
ドラマ版の主な舞台は東京だが、劇場版は舞台を変え、撮影は主に晴れの国・岡山県で行われた。ロケ地ではすでに反響の波が押し寄せている。
「毎日のように目黒さんのファンに乗船いただいています。中には“同じ景色を見られた”と、感極まって涙を流される方もいて─」
そう語るのは瀬戸内中央観光汽船取締役の藤井順久さん。映画冒頭、目黒や佐野がフェリーに乗船するシーンでは、同社のフェリー『金風呂丸』が貸し切られ、船の甲板などで撮影が行われたという。
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「頑張って」声をかけられた目黒
「撮影は去年の2月ごろでした。キャストのみなさんは午前5時ごろ集合していましたね。目黒さんは前日の夜、東京で行われていた生放送の歌番組に出演していたみたいで、その後、現場に来られたそうです。普通だったら疲れた顔をしたり、周囲とのコミュニケーションをシャットアウトしてもおかしくないのに、終始笑顔でしたね」
真冬の海での撮影は10時間以上に及んだという。
「私が“頑張って”と声をかけると“ありがとうございます”と返してくれて。テレビで見るままの、爽やかな好青年でしたよ。最初は田舎をばかにしたような作品になるのかと心配していたんですが、スタッフの方々は私たちの背景を大切にしてくれて。最終的にはそんな方々が映画を作ってくれて、しかも目黒さんが主演をしてくれてうれしいと思えました」(藤井さん)
現場で好印象を残したのは目黒だけではない。作中では勝ち気な令嬢役を演じる今田美桜の神対応ぶりは、目黒をも上回るかもしれない。今田と、その父親役を演じた國村隼が会食する場面のロケ地となった『日本料理 雅』オーナーは撮影の裏側をこう語る。
目黒が滞在中に堪能した料理
「今田さんと國村さんは午前5時ごろ現場に入られました。その直前は午前2時ごろまで撮影をしていたみたいで……。おふたりとも相当お疲れだったと思います。それなのに、今田さんは撮影前、私の娘に“なんで制服着てるの?”“私もバスケやってたんだよ。ポジションは?”と気さくに話しかけてくださったんです」
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撮影は瀬戸内海を越え、香川県でも行われたという。映画の目玉であるカジノのシーンは昨年3月、高松市内のホテル『THE CHELSEA』で撮影。香川県内で撮影が行われた約1週間、キャスト陣はこのホテルに滞在。ホテルの従業員は目黒のストイックな素顔を目撃したという。
「宿泊期間中、目黒さんにはホテル内の炭火焼きレストラン『ザ・ニュートラル』をたびたびご利用いただきました。お酒は召し上がらず、お肉料理に合わせてノンアルコールドリンクを飲まれていました。撮影が朝早いので、翌日のことを考えてセーブされていたのだと思います」
目黒や今田の神対応は、トリリオン級のヒットをもたらすこと間違いなし!