A・アーノルド、レアル・マドリードと合意間近か　ロマーノ氏「まもなく実現する見込み」

　レアル・マドリードが、リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドの獲得に迫っているようだ。25日、ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えた。

　現在26歳のA・アーノルドはリヴァプールの下部組織出身。当時18歳の2016年10月、EFLカップ（現在のカラバオカップ）4回戦のトッテナム戦でトップチームデビューを果たし、その後もユルゲン・クロップ前監督のもとチームを代表する選手に成長。これまで公式戦通算349試合に出場し、22ゴール87アシストを記録している。

　A・アーノルドとリヴァプールの契約は今年6月までとなっており、契約延長については不透明な状況が続いている。これまでレアル・マドリードへの移籍が噂されてきたなか、ロマーノ氏は自身の公式Xアカウント上でビデオを投稿し、「レアル・マドリードとA・アーノルドの合意は間近であり、まもなく実現する見込みだ。レアル・マドリードはA・アーノルド陣営に正式なオファーを提示した。最終的な詳細を協議中であり、すべてがサインされたタイミングでリヴァプールに合意した内容を伝える予定だ」と語った。

　またロマーノ氏によると、A・アーノルドがレアル・マドリードで受け取る給与は「クラブの方針の範囲内」に収まる予定であり、「スーパースター並の給与ではない」とのこと。

　仮に移籍が実現した場合、A・アーノルドは6歳のころから所属してきたリヴァプールをフリーで退団することになる。