意外にも4度目の高松宮記念参戦 C.ルメール騎手が残り3つに迫るGI完全制覇に向けチャンス到来
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2025年03月26日 08:00 netkeiba

阪神Cを制したナムラクレア(24年12月撮影、ユーザー提供:あまに煮さん) 毎年3月末に開催される高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)はドバイミーティングと同じ週の開催となることが多い。しかし、今年は高松宮記念が3月30日、ドバイミーティングが4月5日。高松宮記念が3月開催となった00年以降、ドバイミーティングが中止となった20年を除くと、異なる週の開催となるのは07年、12年、13年、18年、19年、24年に続いて2年連続7回目となる。
これによって名手の高松宮記念参戦が実現した。近10年で7回もリーディングジョッキーを獲得しているC.ルメール騎手である。毎年のようにドバイに遠征していたため、高松宮記念に騎乗したのは僅かに3回のみ。16年のアルビアーノが3着、19年のロジクライが8着、そして昨年のトウシンマカオが6着だった。迎える今年は1番人気の有力候補となるナムラクレア(牝6、栗東・長谷川浩大厩舎)で参戦予定だ。前走の阪神Cで初めてコンビを組み、鮮やかな差し切り。まるでベテランの漫才コンビのように息はぴったりと合っている。
ルメール騎手はJRAの平地GI・24レースの完全制覇に向けて、残すは3レースのみとなっている。施行時期が早い順に高松宮記念、大阪杯、朝日杯FS。レース日程からみて、最難関は高松宮記念だろう。今年はかつてないチャンス。悲願のGI初制覇を目指すナムラクレアとともに、嬉しい戴冠となることを期待したい。
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